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少数与党内閣-長くは続かない

 総選挙の結果、立憲民主党は98議席が50議席増の148議席となりました。国民民主党も21議席増。これらの結果、衆議院においては野党の議席が与党の議席を上回ることになりました。予算、法律も与党だけでは可決できません。野党が一致して内閣不信任案を出せば、石破総理は、解散か総辞職しかありません。
 
 そういう中で、国会が変わってきました。予算委員会の委員長は立憲民主党の安住さんです。メリハリのある委員会運営が実現しています。
 
 もちろん、野党の側も内容のある質疑ができているかが問われます。私自身、予算委員会で昨年12月と2月に石破総理とやり取りしました。石破総理の答弁は不十分ですが、従来と比べれば、丁寧なやり取りが増えたと感じています。
 
 実は1994年6月に、石破・岡田の2人で、少数与党政権となった羽田孜総理を総理官邸に訪ね、解散せずに総辞職すべきだと説得したことがありました。いまとなっては若気のいたり、苦い思い出ですが、当時の私には、解散しても勝てないとの判断がありました。
 
 石破総理も解散を考えるのであれば、国民の支持を増やさなければなりません。はたして可能でしょうか。もちろん私たち野党も、政権交代し、日本の政治に責任を持つだけの力量があることを示す必要があります。参議院選挙、そして政権交代をかけた総選挙に向けて準備を急がなければなりません。



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