「少年メリケンサック」――宮崎あおいさんの豊かな才能
先日のアカデミー賞で、日本の映画「おくりびと」(外国語映画賞)、そして「つみきのいえ」(短編アニメーション賞)が受賞したことは、非常に喜ばしいことだと思います。残念ながら、私は「おくりびと」はまだ観ていませんが、是非機会を得て観に行きたいと思っております。
映画といえば、私はいまま映画を観る機会が結構多く、特に移動中にDVDで映画を観るのが私の趣味でもありました。ただ、ここ1~2年、揺れる電車の中でDVDを観続けることは、かなり目に負担になるということがわかりまして、最近は移動中にDVDを観るのを控えるようにしています。テープを聴くというのが、それに代わる私の車中での過ごし方です。
したがって、劇場で観るしかあまり観る機会がないわけですが、これがまたなかなか難しい。つまり、どうしても観たい映画があって時間を取ろうとするのですが、何か別の用事が入ったりして、気が付いたらその映画が終わっていたということがあります。
最近も「レッドクリフ」は是非観たい映画だと思っていましたが、観る機会がないままになってしまいそうですし、そのほかにも、チェ・ゲバラの生涯(「チェ/28歳の革命」、「チェ/39歳 別れの手紙」)とか、結局観られなかったなという感じがします。
そういう中で、つい最近、ちょっと変わった映画を観に行きました。これは「少年メリケンサック」という日本の映画です。主演が宮崎あおいさん。
実は、国会議員も入った「映画を観て語る会」というのがあって、そこでは皆が映画を観て、その内容について語り合います。私もこの「語る会」に時々顔を出すのですが、今月のテーマになっていた映画が、この「少年メリケンサック」だったということで、先日観に行ったわけです。
中身を言うのは、これからまだご覧になる方もいらっしゃると思いますので、ちょっと控えたいと思いますが、割と楽しく観ることが出来ました。
そしてその中で、やはり宮崎あおいさんの好演が光っていたと、非常に力量のある俳優だということが理解できたのが発見でした。一方で篤姫を演じながら、こういう映画を撮影していたわけですから、彼女の豊かな才能を改めて感じさせられ、これから楽しみだなと思いました。
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