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2009.06.26|TALK-ABOUT [ブログ]

「解散はそう遠くない」-麻生発言が憶測を呼んでいる

麻生総理の発言が様々な憶測を呼んでいます。すなわち、近々内閣改造を行い、時間を置かずに解散・総選挙をするのではないかというものです。

その背景にあるのは、静岡県知事選挙や都議会議員選挙の結果が出たあとでは解散のチャンスを失してしまう。つまり、麻生総理では戦えないということになって、「麻生降ろし」が止められなくなる。それ以前に解散をしてしまうべきだという考え方が、いま、ささやかれているわけです。

これは、麻生総理にとっては大きな賭けになります。つまり、もちろん総理の決断で解散・総選挙を行うということは可能ですが、多くの自民党の議員にとって、いま解散総選挙を行えば、自らの議席を失い、そして政権交代の可能性もある。

そういう非常にリスクの高い状況で、麻生さんにお付き合いをして、解散・総選挙を行うことは避けるべきだと、こういう考え方が当然、多くの自民党あるいは与党の議員の中にあるわけです。

いわばコップの中の争いで、自分たちの都合で解散をどうするかということを議論しているわけですが、私あるいは民主党の立場から言えば、早く解散・総選挙をしてもらいたい。

国民にとって、いろいろな物事を決めることができない、リーダーシップのない総理大臣が長く続いていいはずがありません。早く解散・総選挙をやって、民意を問うべきであると思っています。

解散・総選挙が近いかもしれない。その可能性が高まっているということで、様々な選挙に向かっての準備も、いま行っているところです。マニフェストその他、選挙に向けての準備を急いでいるところです。

もちろん、最終的にはそういうことにはならないかもしれません。しかし、決めるのは、最終的には我々ではありませんので、近々解散・総選挙があってもいいように準備をしなければいけないと考えているところです。

どんなに遅くても、「そう先ではない」(麻生総理)ということですが、ここ1日、2日、7月2日辺りの解散という可能性が高まってきたかなと考えています。

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