不信任案-“麻生降ろし”の顔も見えず、解散の可能性高く
今日は、我が党はじめ野党各党が出した内閣不信任案の採決がありました。
残念ながら、与党の反対多数によって否決(信任)されましたが、鳩山代表や野田佳彦さんの演説には大変素晴らしいものがありました。
鳩山さんは大変迫力のある演説で、ヤジも多かったのですが、それを全く気にせず堂々と演説されました。
野田さんは非常に鋭い切れ味で、“野田節”を聞かせたわけですが、中でもあの2005年の総選挙の際に、小泉総理が「公務員に世襲はない。だから特定郵便局長が公務員なのはおかしい」と言いながら、今度は自らが世襲をする。
「全く矛盾している」と野田さんが言われたのは、小泉さんが聞けば大変耳の痛い話だったのではないかと思います。
いずれにしても、我々の出した内閣不信任案に、自民党の中から賛成する人が出るのかと思いきや、全くそういうことはなく、武部元幹事長も塩崎元官房長官も中川秀直さんも、皆が苦笑いをしながら、内閣不信任案に言い訳をするような顔をして反対をしたと。
結局テレビに向かって普段言っている“麻生降ろし”とは全く違う顔をして、不信任案に反対をする。この程度のことでは、これは“麻生降ろし”というのは現実化しないのかなと思った次第です。
いずれにしても、参議院においては問責決議案が可決されました。そして、21日、あるいはそれから少しズレるかもしれませんが、麻生さんの手で解散がされる可能性は、昨日と比べればかなり高まった感じがします。
そして、8月30日が投票ということで、いまからまだ45日くらいあるわけですが、その間お盆も挟み、お盆が終わればもう本番ということになりますので、これからお盆までの期間、とにかく必死で頑張らなければならないと思います。
自分の選挙区も気にはなりますが、ほぼ、すべての日を全国の応援にあてて、1人でも多くの仲間が当選し、政権交代につながるように、しっかり頑張っていきたいと思っています。
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