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2012.05.16|TALK-ABOUT [ブログ]

一体改革審議入り―しっかり議論し必要性をご理解いただく


社会保障と税の一体改革の国会審議が、先週行われました。

衆議院本会議で3日間、すべて総理入りということで、内容的には予算委員会で議論したことと重なることがかなり多かったと思いますが、総理は非常に丁寧に答弁されて、できるだけしっかりと、お互い胸襟を開いて協議していきたいということを言われました。まさしくその通りだと思います。

本会議は一往復(質問者と答弁者の発言がそれぞれ1回ずつ)だけですが、特別委員会での審議となりますと、何度もやり取りがあって、それだけ議論は深まり、途中から台本なき意見のやり取りということになるわけです。早く特別委員会の審議を始めたいものだと思っています。

特別委員会で審議される今回の一体改革法案は、年金が2法案、税法が国税、地方税で2法案、その中身は消費税の引き上げを含むものです。そして、子ども・子育てで3法案ということになります。

それぞれ非常に中身のある法案ですから、しっかりとした議論が求められます。そして、国民の皆さんに、我々が年金や子ども・子育てで何をしようとしているのかということが、伝わるような審議をしていきたいと思っています。

週末(12日)は北九州、大分と回って、「明日の安心」対話集会も開催しました。

厳しい意見ももちろん出ますが、多くの方々が、社会保障制度の持続可能性のために、あるいは今の国の財政を考えれば、消費税を引き上げて、赤字国債で社会保障を補うという状況を早く脱しなければならないという思いは、共有していただいているのではないかと思っています。

いずれにしても、国民の前でしっかりとした議論を行って、必要性を理解していただくこということが基本だと思います。

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