統一地方選─大都市部で以前のような民主支持がないことは課題
統一地方選挙の前半戦が終わりました。首長選挙につきましては、民主党が推薦はしなかったものの、実質応援した北海道知事選、大分知事選、いずれも残念ながら敗れてしまいました。
他方で民主党が推薦をした札幌市長選挙では勝利することが出来ました。その他の知事や政令指定都市の市長選挙は相乗りが多かったわけです。北海道、大分で敗れて、札幌市長選挙で勝った。1勝2敗というのが公平なところではないかと思います。
道府県議会議員選挙、そして政令指定都市の市議会議員選挙については、選挙直前の数から比べると微減ということでした。例えば道府県議会議員選挙では、公認・推薦候補が317から305に、政令市議選では公認・推薦候補が147から131に若干マイナスとなりました。
北海道で思わぬ取りこぼしがあったり、そして非常に厳しかったのは大阪で、大阪府議、大阪市議を合わせて、結局わずか1議席ということになってしまいました。非常に大阪は厳しい結果がでました。
この北海道と大阪を除くと、全体としてとんとんと。4年前の前回の統一地方選挙と比べると大幅に議席を失っていることは事実で、党の分裂がその間あったということもあって、そういう数字になっているのですが、特に従来民主党が強かった大都市、つまり政令指定都市の市議選の結果が4年前と比べると悪いというのは非常に気になるところです。
やはり大都市部で以前のような支持が民主党に集まっていないというのは1つの大きな問題で、ここのところをしっかりとこれから是正していかなければならないと改めて感じました。
いずれにしましても、この間、候補者の皆さんや支持者の皆さん、必死に頑張っていただいたことに心から感謝を申し上げ、私は網膜剥離ということで十分な活動が出来ないなかで、枝野幹事長や長妻、蓮舫両代表代行など、多くの皆さんに全国を回っていただいたことに心から感謝いたします。
最後に、お陰様で、三重県の県議選は23名立候補して全員当選ということになりました。選挙前は自民党も23名だったので、そういう意味では並んでいたのですが、自民党は2名減らして、21ということです。共産党は2議席増やしました。
そういう意味では、三重県議会の構成も、従来の自公で多数を制するという状況から様変わりしたということが言えると思います。関係者の皆様のご尽力に心から感謝を申し上げます。
※ブログの動画版はこちら(岡田かつやYouTube)
コメントを返す