この国には未来がある。~「今」だけに終わらない責任を。~
低迷する経済、不祥事の絶えない政治。この国には今、行きづまりとあきらめの空気が漂っています。改革は遅々として進まず、そのツケは未来を担う若者や子供たちの負担として先送りされています。
こうした現状に誰もが気づきながら、何も変わらないのはなぜか。それは、政治が変わらないからです。政権交代が必要なのは、古いしがらみの政治を打ち破るため。「この国を変える」という勇気と決断によって、未来に対する責任を果たす新しい政治、そして新しい日本が生まれるのです。
日本には大きな可能性があります。私たちには豊かで希望に満ちた未来を受け継ぐチャンスがあります。しかし、そのためには未来につながる「今」が大切なのです。
この国には未来がある――。
日本を変え、この国の未来をつくるため、私は全力投球します。
「この国を変える。」
もっと自信を持てる国にしたい。本来、日本人にはもっと力があるし、それを引っ張り出すような政治のリーダーシップが必要だと思います。多様な価値観を尊重する社会は大切ですが、日本という国の大きな方向性には共通認識が必要です。今は方向性がはっきりしないまま漂っている状態で、非常に閉塞感があります。国としての方向性やビジョンを示しながら、その実現に向けて具体論を議論する政治、国民の皆さんが大きな夢を共有できるような政治が求められていると思います。
「政治を変える。」
そのためには、特定の利害関係者の利益分配に終始する今の自民党の「小さな政治」を終わらせることです。選挙とは本来、国民の皆さんに選択肢を示すものです。私たちは次の選挙では「政権を担当した場合の具体的な約束(マニフェスト)」をきちんと示すことにしています。候補者個人の希望や願望を公約と称して並べるのではなく、民主党として責任を持って国民の皆さんと約束することで、政治を大きく変える第一歩にしたいと考えています。
「政権交代を実現する。」
私自身、米国の民主主義に触れて政治家を志し、常に政治を国民の手に取り戻すための改革を目指してきました。政権交代のない政治は、民主主義とはかけ離れたものです。政権交代が可能な政治をつくることは自分の使命だと考えてきました。
民主党は結党5年。若い志ある人材が育ち、政策もそろってきました。自由党との合併で、自民党に代わってこの国の政治の本流を担う党として準備完了だと確信しています。政治は誰かが変えるものではなく、国民の皆さん自身が変えるものです。皆さんの勇気ある選択をお願いします。
岡田かつや