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2001.01.01|後援会報

岡田かつやx神津カンナ 「政治の展望、民主党のこれから」

民主主義の先進国、アメリカへの留学が政治化になろうと思ったきっかけです。(岡田)

神津カンナさん(以下神津)

岡田さんの子供時代ってどんな感じなんでしょうか。


岡田かつや(以下岡田)

わりと、マイペースです。


神津

何人兄弟だったんですか。


岡田

だんご三兄弟。(笑)男ばかりの真ん中です。


神津

小さいときから、何か人のためにやりたいって思ってらしたんですか。


岡田

幼稚園のころは、タクシーの運転手さん(笑)。高校くらいから、もう公の仕事がやりたいと思ってました。きっかけは、高校時代に激しい学園紛争を経験したことでしょうね。いろいろ考えさせられました。


神津

どういったきっかけで政治の世界にお入りになったのですか。



岡田

アメリカに留学した時に、政治をみんなで動かしているという感じをうけて。それがとても新鮮だったんです。やればできると思いました。


神津

アメリカは、政治家と国民との間がもう少し近いような気がします。


岡田

日本もこの十年でずいぶん変わってきた気がしますね。




生活スタイルの変化に、制度が追いついてゆくために。ぜひ、政治改革を(神津)


神津

実際に政治家になられてからは、やらなきゃいけないことって多かったのでは?


岡田

もともと日本の政治をなんとかしたい、って思ってたんですが、変化は予想したよりも早く起きたと思います。ここ数年はその変化が停滞しているのが残念ですね。また、新しい体制を作らなければならないんですが、それがまだ充分できていない。


神津

もう一押しが進んでいかないようですね。


岡田

歯がゆいと思うと同時に、我々の責任でもあります。選挙によって政権が交代するのが民主主義の基本ですから。それができない国っていうのは、変えて行かなければならないと思います。


神津

生活スタイルの変化に、制度のほうが追いつかない。大きく変えるきっかけが欲しいですね。


岡田

いまの政治を変えるために民主党ができました。ですから政治が変わるために、民主党をいかによくしてゆくかという問題でもあると思います。民主党が、いろんな人を集めただけじゃだめです。新しい血を入れて、世代交代を進める。それが世の中の政治を変えることに直結すると思いますね。



若い世代は、世の中にも、政治にも夢がほしいんです。(神津)


神津

自分が変わらないと、人は変わらないっていうことですね。焦りは禁物ですが。社会保障制度や、それ以外でもいろんな意味で限界が来てますよね。


岡田

制度疲労してきていますよね。改革先送りのいまの政治に対する反省は、近い将来出てくるでしょう。


神津

みんな夢を持ちたいと思ってるんですよ。若い世代は。


岡田

政治っていうのは、確かにときどきがっかりはさせられることもあります。でも、そういう中で筋を通してがんばっている政治家もいるんだっていうことを認めてもらって、なお、夢を託してもらいたいと思います。もう一回、今の段階から、この国をよくしようっていう目標を持てば、変わると思いますね。例えば、自分の子供の世代が今より悪くなってたら、絶対いやじゃないですか。


神津

そうですね。


岡田

それを考えると、やっぱりがんばろうと思うんですよ。



政治家って、優雅なイメージがあるかもしれませんが、意外と地味なんです。(岡田)


神津

お子さまは今、おいくつなんですか。


岡田

十三歳と、五年生だから十一歳かな。一番下が四歳。


神津

だんご三兄弟(笑)。


岡田

(笑)そうなんです。


神津

東京だとひとり暮らしなんですよね。


岡田

家に帰ると、テレビ見たり、本を読んでから寝ます。


神津

意外と地味なんですね(笑)。気分転換になりますか。


岡田

まあ、好きですから(笑)。


神津

電話はなさるんですか。


岡田

しますよ。だいたい、毎日。ちゃんと帰ってるっていう、証拠を示さないと(笑)


神津

食べ物の好き嫌いってあるんですか。


岡田

なるべく肉を食べないようにしてます。ダイエット中なんです(笑)。甘いモノも好きですからね。困ってしまいます。



このあと十年が勝負です。中心になってがんばって生きたいと思います。(岡田)


神津

十年一区切りですけれども、この十年を振り返るとどうですか。


岡田

僕自身は、この十年間めいっぱいやったという達成感はあります。このあと十年で、政治をどれだけ変えられるかっていうことを考えますと、非常に楽しみですよね。いままでは脇役的なことが多かったですが、これから中心になってやっていかなければならないと思っています。また、僕のライフワークのひとつとして考えているのが、核廃絶、核軍縮。十年、二十年と続けて行けば、ひとつの仕事として成し遂げられるような気がします。


神津

これだけ大変な時期にそれだけ考えてやってくださる方がいるっていうのが、ものすごくうれしいことですよね。どうぞ、がんばって。ダイエットも、ですね(笑)。


岡田

ありがとうございます(笑)。がんばります。




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