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2016.02.19|記者会見

岡田克也代表定例記者会見(2月19日)⇒https://www.youtube.com/watch?v=uBk41zckpAY

岡田克也代表記者会見
2016年2月19日(金)15時00分~15時31分
編集・発行/民主党役員室(項目ごとに編集しました)

★会見の模様を以下のURLで配信しています。

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■冒頭発言
○野党5党党首会談について
○社会保障と税の一体改革について維新の党と再確認
○選挙制度改革・定数削減について野田前総理が衆院予算委で議論
■質疑
○野党5党党首会談での合意について
○社会保障と税の一体改革について
○衆議院選挙制度改革・定数削減について
○衆議院補欠選挙・参議院選挙について
○安倍総理の答弁姿勢について
○自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告決議案について
○高市総務大臣の電波停止発言について
○野党の協力・結集をめぐる誤報について
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■冒頭発言

○野党5党党首会談について

【代表】
 私からは冒頭、3点申し上げます。
 一つは、野党党首会談について申し上げます。
 大きく4点を確認しました。安保法制廃止、集団的自衛権行使容認の
閣議決定撤回を共通の目標とすること、などであります。
 大きく言って今日提出した安保法制廃止法案を成立させること、これ
が一つ。もう一つは、国会対応や選挙の面で5党がしっかりと協力して
いくことが確認されました。いずれも非常に大きなことだと思います。今
までもいろいろな場面で協力してまいりましたが、改めて党首間でその
方針を確認した。
 安保法制の廃止法案については、これは議論する場が必要です。5
党で協議して、国会の中に議論する場を確保していかなければならな
い。もちろん当面は予算委員会などでしっかりと問題提起をしていきた
いと考えます。

○社会保障と税の一体改革について維新の党と再確認

【代表】
 第2点目に消費税について。先ほど(民主党・維新の党統一会派 政
策調整会議後に)政調会長が説明したと思います。党として、維新とも
一定の考え方の整理をさせていただいた。
 もちろん我々は消費税10%への増税が必要であるということを与党
の時に判断して、ボロボロになりながらでも、法律を成立させた。しか
し現状を見ていると、いろいろな前提条件が整っていない、しっかりと
(政府には)条件を満たしてもらう必要があるということを改めて確認し
た。

○選挙制度改革・定数削減について野田前総理が衆院予算委で議論

【代表】
 もう1点、定数の削減、そして一票の価値の平等化について、今日も
野田佳彦前総理が予算委員会の質疑に立たれました。非常にいい議
論をされた。安倍総理が動揺している姿が非常に印象的でした。
 ただ、今日の議論の中で、実は(総理は)数は減らすということは言
われましたが、一票の価値の平等化ということについては触れられて
おりません。
 やり方は二つある。前回の5減の時のような、いわば「細田方式」で
す。都道府県の配分は変えないまま、都道府県の中の線引きを変え
ることで(一票の格差を)2倍以内におさめるというものがあります。
 しかし、このやり方を否定したのが佐々木調査会(衆議院議長の諮
問機関「衆議院選挙制度に関する調査会」)の答申で、まず都道府
県間に1議席配分するというやり方を完全に排除して、その上で「ア
ダムズ方式」を採用するというのが佐々木調査会の最も根幹の部分
ですが、これについて総理は今日何も触れておりません。
 ほうっておくと「細田方式」で、小選挙区の6減だけやると。まあ比例
は四つ減らすのでしょうけれども。そういうことになりかねないので非
常に懸念しています。議長のもとにどういう案が出てくるか、これは見
きわめなければなりませんが、「細田方式」でやるということであれば、
これは佐々木調査会(の議論や答申)を全く無視した暴挙であるとい
うことは申し上げたい。

■質疑

○野党5党党首会談での合意について

【毎日新聞・田所記者】
 選挙協力について、今後、幹事長・書記局長レベルで協議を開始
すると思うが、どういう態度で臨むか。公認同士が競合している選挙
区は一本化を目指すという基本方針なのか、無所属候補がいるとこ
ろではどういう形にしていくのか、基本的な考えを伺いたい。

【代表】
 具体的に話してみないとわからない。5党で協議をするということに
なりましたので、それをしっかりと見きわめていきたいと思います。「一
本化」という言葉も使われているわけではない。

【IWJ・ぎぎ記者】
 これまで補欠選挙を含め、1人区の候補者選定については地元の
各党の県連などに判断を委ねてきたと思うが、中央で党首会談が行
われたことで、どんな大きな変化が生まれると思われるか。

【代表】
 これから話し合うということですので、現時点で憶測で物を言わない
ほうがいいと思います。ただ、今日、志位さんは会見の中で1人区に
ついて、具体的には言われていませんが、「思い切った決断をする」と
いうことは言われているようです。その中身はよく見きわめたいと思い
ます。

【日本経済新聞・宮坂記者】
 先ほどの幹事長・書記局長間の協議だが、今まで代表は共産党か
らの協議呼びかけに関する質問において、それを肯定するようなこと
は特に話していなかったと思う。こういった形で幹事長・書記局長間で、
5党の枠組みで協議の場ができたという意義についてどのようにお
考えか。

【代表】
 5党で議論するということは非常に意味があると思います。今日の
党首会談もそういうことですが、幹事長レベルでより具体的な話をし
てもらいたいと思います。

【日本経済新聞・宮坂記者】
 これから共産党と2党で協議する可能性についてはどうなのかとい
うことと、全てこの5党間の枠組みで基本的にはやっていくという考え
方なのか。そのあたりはいかがか。

【代表】
 選挙ですから5党が基本です。それ以上のことは、5党で協議して
いく中でどういうことになるのか、それは見きわめたい。現時点では、
憶測で物を言わないほうがいいと思います。

【共同通信・関記者】
 共産党の志位さんが会見の中で「思い切った決断をする」と。具体
的な中身については不明確な部分もあるが、選挙に関してそういった
発言があったという点についての評価は、代表はどのようにお考えか。

【代表】
 中身がわかりませんので、そういう意味では確定的なことは申し上
げられないが、勝つために共産党として思い切った決断をしていただ
くということであれば、そのこと自身は評価できることだと思います。
ただし、それ以上の中身がわかりませんのでこの程度で。

【共同通信・関記者】
 今回の四つの合意の中には選挙協力もあるが、国会内での協力に
ついても言及がある。安保廃止法案に向けて、各党で一致した動きを
今までしてきたわけだが、今後の国会運営に関して共産党との連携
のあり方、お考えを伺いたい。

【代表】
 国対間で、今までもさまざまな連携はしてきました。それをさらに密
にしていきたいと思います。
 共産党というと、ちょっと前までは審議拒否などはしない方針、最近
は状況によっては歩調を合わせる努力もしてもらっています。小さな野
党がお互いにバラバラではなくて歩調を合わせるということは力になり
ますから、そういうことはこれからさらに、5党の幹事長・書記局長間あ
るいは国対委員長間でよく話し合ってもらうことだと思います。

【フリーランス・上出記者】
 共産党との関係を中心に伺いたい。党内の事情を考えて、なかなか
具体的に踏み込んではおっしゃれないと思うが、5党がそろってやるよ
うな形になったことは、特に安保法制に反対してきた人たち、若い人た
ちも含めて、非常に元気を与えるのではないかと思う。そういった動き
も含めた意義をお聞きしたい。

【代表】
 5党で「国会での対応や国政選挙などあらゆる場面で5党のできる限
りの協力を行う」ということを確認したわけで、この意味は非常に大き
いと思います。

【IWJ・ぎぎ記者】
 共産党の「思い切った決断をする」という発言を先ほど取り上げられた。
確かに共産党は早くから大きな決断をしていると思うが、一方、民主党は
先ほど一致した4点を実現するために思い切った決断をする覚悟はおあ
りか。

【代表】
 この4点を提案したのは、私です。

【産経新聞・松本記者】
 代表はこれまで、共産党と政権をともにすることはないと重ねて述べて
こられた。本日の会談で志位委員長は、国民連合政府構想についてひ
とまず横に置くといった趣旨の発言をされたかと思う。この志位委員長
の提案というか、ひとまず横に置くという表明についてはどう評価される
か。

【代表】
 具体的にどういうことを言われているのか、「横に置く」とか「ひとまず」
という意味がまだよくわからないが、それを前提としないという意味であ
れば、一歩前進だと思います。

【時事通信・小松記者】
 合意の4点目、国政選挙での協力だが、代表は「選挙協力」という言葉
はこれまで慎重に避けていたと思う。今日も質問で「選挙協力」と何度か
出ているが、否定されないということは、確認事項としてはいわゆる「選
挙協力」ということでよろしいか。

【代表】
 ここに書いたとおりです。「国会での対応や国政選挙などあらゆる場面
で5党のできる限りの協力を行う」、そういうことを確認したということです。

【毎日新聞・田所記者】
 国政選挙ということなので、衆院補選、参院選、衆院選というイメージで
よろしいか。

【代表】
 国政選挙は国政選挙です。

【時事通信・小松記者】
 確認事項の3点目で、「国政選挙で現与党とその補完勢力を少数に追
い込む」ということだが、これは参議院選挙も含まれるという理解でよろし
いか。つまり民主党としてこの目標を共有したという理解でよろしいか。

【代表】
 これがどの選挙だということは特に言っておりません。我々、安保法制
の廃案を目指して、それを実現するために、数で上回らないとできない。
そういう意味でここに書いてあるということです。

【フリーランス・堀田記者】
 今まで5党の会談というのは、具体的なものに踏み入らなかったという
ことは以前何回もやったのと大体同じだと思うが、今日のことで京都3区
補選について具体的に何かあったか。

【代表】
 具体的な話はしていません。今日は大きな枠組みを作った。枠組みを
作るということは非常に大きなことだと私は思いますが、その上で具体的
なことは各党の幹事長・書記局長間で話をするということが確認されたと
いうことです。

【毎日新聞・田所記者】
 4点の合意について、いつまで有効な合意かという期限が書いていない。
国政選挙と言った場合に今年か来年かという期限も特にないが、当面と
いうようなことで受け止めていいのか、それとももう少し一定の期限を想
定しているのか伺いたい。

【代表】
 ここに書かれたとおりです。設けていない。

○社会保障と税の一体改革について

【フリーランス・上出記者】
 今の経済状況やいろいろな面を見ると、10%の先送りということは一般
論としては十分考えられる。仮に同日選になった場合、安倍首相が前回
と同じように消費税を延期するということを大義名分にしてやった場合、
争点がそこに行ってしまうと、国民から見て10%に「上げる」ということと
「上げない」では、どう考えても民主党が不利になると思う。その辺も含め
た対応は非常に難しくなると思うが、今のところどのようにその辺を整理さ
れているか。

【代表】
 今のご質問は仮定に仮定を重ねたご質問ですから、お答えする必要は
ないと思います。ただ、政権を持つ者として、選挙の前に正直に国民に説
明することは非常に大事なことだと思っています。

【フリーランス・上出記者】
 確かに民主党時代に10%を決めたという責任があって、岡田代表はそ
の辺のことを非常に厳格に守っていこうとしているが、その辺のスタンスが
選挙の関係で状況によってはそれでは通用しない。いろいろな状況があ
ってもそういう方向は変えないのか。いろいろな前提条件があるとは先ほ
ども言っていたが。その辺をもう一度伺いたい。

【代表】
 ですから今のお話は、近々選挙があるという前提でお聞きになっている
話。だからそういう仮定の話にお答えする必要はないと思う。

○衆議院選挙制度改革・定数削減について

【NHK・花岡記者】
 安倍総理は自民党の方向について、まずは定数10削減を前倒しすべ
きだという指示をしたということで、今日の予算委員会で答弁した。まずこ
のことについて受け止めを伺いたい。

【代表】
 野田前総理も言っておられたように、それを前倒しされたということは当
然のことで、10年先送りよりはマシだということは間違いない。

【日本経済新聞・宮坂記者】
 自民党については、2015年調査でまず6減して、2020年調査で「アダ
ムズ方式」という方向を打ち出してくるのではないかと言われている。代表
は冒頭でも「アダムズ方式」の導入はちゃんと答申が出ていることだと強調
されたが、こういった姿勢だったら認められないということでよいか。「アダ
ムズ方式」をすぐ導入すべきだということなのか。

【代表】
 まず佐々木調査会の答申の読み方ですが、10年に1回の国勢調査でま
ず格差を是正すべきであると。それは各都道府県に1議席を配分したもの、
これは区割り法上は削除されていて基準ではないが、事実上残っている。
基準から削除したのであれば直すのが当然ですが、その当然のことをして
いないということです。佐々木調査会はそれに対して、やはり各都道府県
に1議席配分することをやめるべきだと。そして、それに代わるものとして
「アダムズ方式」を提案した。これが調査会の答申の最もコアの部分です。
 ここを飛ばして、5年に1回、念のために簡易調査でも調整すべきだと言
ったところを主軸に据えているというのは、これは佐々木調査会(の答申)
を換骨奪胎している。全くごまかしているということです。一国の総理大臣
が、第三者機関を設置することまで自ら言い、そして結果が出てきた、(そ
の結果を)無視している。無視しているどころか、無視していることをごま
かそうとしている。全く受け入れられない。ですから、議長も同じ思いだと
私は思いますが、もし自民党からそういうことが出てくれば、それは厳しく
批判をし、是正をしていかなければいけない。
 そもそも、(2015年)簡易調査の結果はまだ出ていない。暫定値は出
てきても、本来のものはまだ出てきていない。なぜそれを大前提にしなけ
ればいけないのかの説明もない。今あるのは、5年前(2010年)の本調
査の結果ですから、それで答申に沿って「アダムズ方式」でやるというのが、
誰が考えても答えだと思います。

【NHHK・花岡記者】
 今日の野田前総理の質問の中で、定数10削減は一里塚だ、これをや
った後にさらなる定数削減も含めた選挙制度改革について話をしていこう
という質問があった。それに対して総理は特に答弁がなかったが、代表も
野田前総理と同じ見解か。

【代表】
 私、代表になる前に、民主党を代表して、この選挙制度の問題を(自民
党の)細田さんや(公明党の)北側さん、あるいは維新は園田さんでしたが、
各党と何回も協議してきました。その時の整理は、まずは「一票の格差」
是正と定数削減をやると。次の選挙までにやるという話だった。そして中
長期的に、選挙制度そのものの抜本見直しについても議論しましょう、分
けましょうということを確認しております。
 そういう意味では、野田前総理が言われたことは、当然のことだと思い
ます。

○衆議院補欠選挙・参議院選挙について

【NHK・花城記者】
 衆議院北海道5区補選に関連して、今日、共産党が地元の候補者を降
ろして野党候補の一本化が正式に決まる。参院選の熊本に次いで、野党
候補の一本化が徐々にだが前に進んでいると思うが、これが参院の本選
の1人区に与える影響があるか伺いたい。

【代表】
 「一本化」と言うべきなのかどうかというのもあるが、特に熊本もそうです
が、北海道も各党推薦ですので、それを「一本化」と言うのかどうか。推薦
する・しないは各党に委ねられています。
 参議院選挙にどういう影響を及ぼすかというのは、今日の志位さんの発
言、これがどう具体化していくかということを見きわめたいと思います。

【フリーランス・田中記者】
 選挙のことを伺いたい。民主党の苦戦が予想されているこの夏の参議院
選挙で、とりわけ全国区で産業別候補がバタバタと落ちた場合――バタバタ
と落ちるでしょうが、その場合、連合が民主党を見限ることも予想される。
それは代表はどうお考えか。

【代表】
 仮定の上に仮定を重ねた質問に、お答えする必要はないと思います。

【フリーランス・田中記者】
 これは仮定ではなく必定だ。岡田代表は実際に街頭に行って民主党の評
判を聞いてみたらいい。最悪だ。党の現職の産業別候補が、民主党では
戦えないと言っている。代表として、そこら辺の自覚はあるか。

【代表】
 民主党に対して、いろいろなご意見があることは承知していますが、私は
次の参議院選挙でしっかりと結果を出すと考えています。

○安倍総理の答弁姿勢について

【日刊スポーツ・中山記者】
 冒頭発言で、野田さんの今日の議論に関して「いい議論だった」とおっし
ゃった。安倍総理も若干身構えていた部分もあったと思うが、安倍総理と
の議論のやり方に関して、何か感じるものはあったか。

【代表】
 私自身も議論して思うのですが、聞いたことに全く答えずに、関係のな
いことでダラダラと時間を稼ぐという姿勢が今日もはっきりしていたと思い
ます。一国の総理大臣であれば堂々と、聞かれたことには答えるという
ことを望みたい。そうでないと、国会で議論にならない。そのことは改めて
求めておきたい。

○自民党・丸山参議院議員に対する辞職勧告決議案について

【時事通信・小松記者】
 自民党の丸山参議院議員の憲法審査会での発言が問題になり、野党
が辞職勧告決議案を提出したが、あの発言についての所見を伺いたい。

【代表】
 国会での発言ということも含めて、私はあってはならないことだと思い
ます。既に辞職勧告決議案が提出されています。議運でしっかり議論し
ていただく必要があると思います。

【東京新聞・宮尾記者】
 辞職勧告決議案は従来、刑事事件になったとか、そういうケースで出さ
れることが多かったと思うが、国会議員の院内での発言に対して出すの
はあまり前例がないと思う。丸山さんの発言はもちろん言語道断だと思
うが、これをやってしまうと野党議員の発言に対して与党が嫌がらせでや
ってくるリスクもあるのではないかと心配するが、その辺はいかがか。

【代表】
 議運でよく議論していただいたらいいと思います。

○高市総務大臣の電波停止発言について

【フリーランス・上出記者】
 高市さんは総務相会見で再三にわたって、放送法第4条の政治的公平
は「法的規範だ」と。民間のBPO(放送倫理・番組向上機構)は「(放送法
4条は)倫理規範だ」と。その「法的規範だ」という理由に何回も、2010年
11月26日に当時の民主党の平岡秀夫総務副大臣が同じように、法規範
性があるので運用停止命令も出せると。これを使っている。ブログなどにも
随分書いており、これに対して何か対応されたほうがいいのではないかと
いう気もする。これを脅しに使って報道機関の萎縮が起こる、これを何とか
するために民主党として踏み込んで対応できるかどうか伺いたい。

【代表】
 この案件の最大の問題は、一つ一つの番組で放送停止ができるかどう
かということだと思う。この点について明らかに今までの解釈を変更してい
るわけですから、そのことをしっかりと国会でもこれからも取り上げていか
なければいけない。我々は、一つ一つの番組からは免許停止、そういうこ
とはできないと考えている。

【フリーランス・上出記者】
 国会などで高市さんに質問する時には、BPOのを踏まえて、あれ(放送
法4条)は「倫理規範だ」と質問されているが、平岡さんがその時に「法規
範性」と言ったことは間違いない。実際には民主党政権時代は(放送法に
基づく)行政指導は一つもないが、こういう言葉として残っているので、この
辺がトゲになっている気がするが、いかがか。

【代表】
 それを取り上げること自体が相手の作戦だと思います。

○野党の協力・結集をめぐる誤報について

【フリーランス・堀田記者】
 火曜日の朝日新聞の記事のことで、代議士会で岡田代表が「朝日はひ
どいね」と松野さんに言って、松野さんがそれに同意したということを、そ
の日の松野さんの会見で朝日のことが出て言われたが、この「ひどいね」
というのは、きちんと見抜いているからひどいねということか、それとも間
違っているということか。

【代表】
 ここは幹事長が既に朝日新聞社に抗議をしており、そのとおりです。




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