【談話】北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射に厳重に抗議する
2017年5月14日
【談話】北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射に厳重に抗議する
民進党安全保障調査会長 岡田克也
北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射は、我が国をはじめとする東アジア、国
際社会全体の平和と安全を損なう暴挙であるとともに、付近を航行中の航空機や船舶
の安全を損なう危険極まりない行為であり、重ねて厳重に抗議し、強く非難する。ま
た、これは累次の国連安保理決議に明白に違反した、国際社会に対する挑戦であり、
断じて容認できない。
日本政府は、日米韓を始め、国際社会と協調し、北朝鮮のこうした暴挙が繰り返さ
れることのないよう、強いリーダーシップを発揮すべきである。併せて北朝鮮への各
種制裁がより効果的になるよう、中国をはじめ関係国への働きかけを更に強めるべき
である。今後特に重要なのは、日米はもとより、日中、日韓の首脳レベルでの迅速か
つ緊密なコミュニケーションである。政府にはさらなる外交努力を求めたい。
また政府においては、引き続き警戒監視、情報収集を続け、国民の安全確保と的確
な情報提供に、より一層万全を尽くしてもらいたい。高度2000キロを超える新型
ミサイルとの情報もあり、今回の弾道ミサイル発射について検証・分析し、追加的情
報を入手した際には、速やかに国民、国会に対して情報提供を行うよう求める。
以上