予算強行採決――準備していた質問のチャンスもなく
私はいま、議員会館の事務所にいます。現在、夜の9時を回っています。
実は今日は予算委員会がかなり不正常な状態になりました。昨日、今日採決をするということを職権で予算委員長が決めまして、我々は今日、予算委員会に朝から出ていました。
しかし、一般的質疑には出ましたが、採決前提の締めくくり総括質疑、これは午後に予定されていましたが、これは我々も委員会には出ましたが、質問はしませんでした。
そういう中で採決が強行され、そしていま、本会議をどうするかということで、不正常な国会が続いています。
我々はもう1日審議が必要だ、特に政治とカネの問題で集中審議が必要だと主張しました。しかし、これは与党の受け入れるところとならなかった。
別に来週の月曜日まで採決がずれ込んだからといって、予算の年度内成立が不可能になるとか、そういうことはありません。
しかし、メンツにこだわったといいますか、あるいは政治とカネの問題で、国会でこれ以上審議されるのが嫌だったというべきか、とにかく、いままでここ数年来例のない強硬な議事運営が行われたということです。
私も今日は外交の問題や地球温暖化の問題、そして政治とカネの問題、そういう問題で、1時間ほど質問をするつもりで準備をしていましたので、その質問のチャンスもなく、大変残念に思っています。
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