松岡大臣の光熱水費――説明しない大臣、かばう安倍総理
予算委員会も衆議院のほうは終わりましたので、若干いま、終了後出てきた疲れが取れつつある状況です。
もう少し質問したかったなあと、昨年は4時間やったにもかかわらず、今年は1時間45分で終わりですから、そういう意味では、やや欲求不満が残る予算委員会でした。それだけ与党の進め方が強硬だったということは間違いないと思います。
さて、いま永田町界隈で非常に話題になっている問題、1つは松岡農水大臣の事務所費、光熱水費の問題です。
光熱水費について、議員会館しか事務所がないのに、そして、光熱水費はすべて税金でみていただいているのに、一体何に年間500万円も使っていたのかということに対して、松岡大臣が全く説明しようとしない、答えようとしないという姿が浮き彫りになっています。
中身はもちろん、領収書を保存することは義務付けられているわけですから、それを出せば済む話です。
それをやろうとしない、あるいは具体的に何も説明しようとしない、「適切に報告している」という答弁にとどまっているのは、やはり中身がかなりデタラメなのではないかという疑念を持たれても仕方がないと思います。
そして、その松岡大臣をやたらとかばう安倍総理、あるいは自民党そのものが、政治とカネの問題についての国民に対する説明責任をいかにいい加減に考えているかと疑われても仕方がないという状況になっています。
いずれにしても、松岡大臣が大臣としての責任を負わなければならない。そのことは免れないのではないかと思っています。
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