初集会――2日間で50会場5000人の方と話す
日曜日に地元の初集会19会場に出席してきました。
先週も30会場出席しましたので、2日間という短期間に約50会場、1会場平均100名として、かなり多くの方とお会いできたと思います。
この初集会、「初寄り」と言われるものは、自治会での集まりです。昨年の1年間の会計の報告や、これから1年間どういう予定でその自治会を動かしていくかということを、自治会の役員さんたちが中心になって、基本的にはその地域の全戸が出席して相談するというものです。
私の選挙区でもやるところとやらないところがありますが、1月の最終週にやったり、3月の最終週にやったりするところもありますので、おそらく200~300自治会ぐらいで、いまこういうことが行われているのだろうと思います。
私たち政治家にとっては、短期間にたくさんの方にお会いできる非常にいい機会です。大体1会場に2分~3分ぐらいのスピーチをすることになっていますが、例えば、1会場100人であれば30会場で3000人ですから、短い時間とはいえ、3000人の方に私の考えを聞いていただける大変ありがたい機会です。
もちろん、私だけではなくて、私のライバルであったり県会議員であったり、あるいは市長であったり町長であったり、多くの人が入り乱れて各会場を回るということになるわけです。
私が今回申し上げたことは、1つは山本さんの葬儀に出たということもあって、1人の政治家、人間にこれだけのことができるんだと、つまり、政治というのは多くのことを決めることができるんだということを是非感じてもらいたいということを申し上げました。
そしてその上で、ほぼほとんどの会場で、今年の最大のテーマは地球温暖化問題で、国内の温室効果ガスの削減目標を決めたり、あるいは、具体的なキャップ&トレード方式の排出権取引や環境税を導入したりといった大きな政策転換を実現することを、是非福田総理に決断してもらう。そのことが今年最もやらなければいけないことだろう。こういうお話をさせていただきました。
温暖化問題は男性より女性のほうが関心が高いなと、そして、高齢者の方も関心はありますが、より働く世代、若い世代のほうが関心が高いなと、話をしながら感じていました。
こういった自治会で皆さんが集まって1年間の計画を話し合い、そして、時々会場をお邪魔すると激しい議論の真最中だったりします。かなり活発に議論されることも多いわけで、これこそ「民主主義の原点」という感じがします。
いずれにしても、今回もたくさんの会場にお邪魔させていただき、そして「また今年1年が始まるんだな」と、そういう思いを新たにしたところです。
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