プロ野球の季節――今年は楽天が面白そうだが、巨人は…
いま、ちょうど東京も私の地元三重県も桜が咲き、様々な花が咲き始めた、1年の中でも最も素晴らしい季節だと思います。
街の中を車で走っていると、その窓から見る美しい花々、木から緑の芽が出てくる、本当に躍動感というか生命力というか、そういうものを非常に感じる素晴らしい季節です。
4月になり、新しい年度を迎えたわけで、今年度こそは政権交代する、そういう年であると改めて決意をしているところです。
さて、春になって様々なスポーツが、高校野球も含めて、連日行われていますが、今日はプロ野球についてちょっとお話をしたいと思います。
私自身は、実はプロ野球は子供のときはジャイアンツファンでした。そして、三重県四日市ということで、中日に対しても非常に関心を持っていました。
大体クラスの中で、ジャイアンツの帽子をかぶっている男の子が7割、中日が3割くらいだったと思いますが、私は元々はジャイアンツファンです。
しかし、社会人になってから、私はどこのファンというのは特に決めないことにしています。決めないといいますか、毎年毎年支持する球団を変えることにしているのです。
つまり、応援している球団があまりにも負けが込んでしまうと、毎日毎日、朝の朝刊を開くと気分が悪くなってしまいますので、1日をさわやかに過ごすためにも、なるべく強いところを応援すると。邪道ではありますが、その年調子の良さそうなところを応援するということにしています。
そういう観点で見ると、今年は楽天が面白そうです。4連敗の後、7連勝しました。
もちろん、地力から見るともっと強いチームがあるようにも思いますが、野村監督になってようやく、その野村イズムが定着してきた。1人ひとりが素晴らしい活躍をしている。数年前、2年前とは全く楽天になっています。
これだけ人というのは変われるものだという1つの見本みたいなもので、もちろん、これからどうなるか分かりませんが、現時点で7連勝。優勝は分かりませんが、かなり良い成績を残しそうです。そういう意味で、今年は楽天を応援しようかなと思っています。
かつて私が子供のときに応援していたジャイアンツは、かなり資金を投じてエース級を獲得し、大砲をそろえていますが、なかなかうまくいかない。もう少し人を育てるということに力点を置いたほうがいいのではないのかなと思えます。
私は原監督は好きですので、彼の苦悩した顔をあまりこれ以上見たくないなという感じがしています。
いずれにしても、しばらくは朝、新聞を開くと、楽天の勝利で気分良く1日を過ごせる、そういう日が続くことが期待できるのではと思います。
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