本会議採決のたび05年総選挙の責任を痛感してきた
いま衆議院の本会議が終わりました。首班指名です。我々はもちろん、「小沢一郎」と書いたわけですが、残念ながら、多数決で麻生太郎さんが過半数を得て、衆議院における指名をされました。
今後参議院で同様の手続きを行い、その時には小沢一郎さんが指名されることになりますので、両院協議会を開き、最終的に麻生さんということになる。今日一日、何回も本会議を開いてその手続きを進めていくわけです。
私はこの本会議で様々な採決が行なわれるときに、与党側が300を超える投票が当然あるわけですが、そのたびに2005年の総選挙における私自身の責任を痛感して参りました。その悔しさをバネに、次の選挙では必ず政権交代をする。そういう思いで頑張らなければならないと思います。
久しぶりに控室で会った、我が党民主党の仲間が皆元気で、そして日焼けをして、自信を持って活動している人が多いなと感じました。それぞれ地元では、「今度は政権交代すべきだ」「民主党頑張れ」という声を、私も含めて、多くの民主党の候補者が聞いているわけで、その声を最終的に勝利につなげていきたいと思っております。
もちろん、まだこれから何が起こるかわかりません。投票日も10月26日とか、11月2日とか9日とか、あるいはもっと先延ばしにするという案もなきにしもあらずです。
いずれにしても、彼らが最も有利だと思うときにやっていくことは間違いがありません。そして様々なことがまだ起こると思います。
2005年の選挙では、解散が行われたときまでは、民主党が勝つんじゃないかという世論の声のほう強かったと思います。マスコミもそう報じていました。
しかし、その直後の小泉さんの「殺されてもいい」という発言、あるいは刺客騒動など様々なことが起こり、空気が一変したわけです。ですから、気を抜かずに頑張っていかなければならないと、改めてそう感じています。そしてこのチャンスを是非活かしたいと考えています。
これからやっていくなかで、予算委員会における審議というのも非常に重要だと思います。代表質問は、よく本会議場で答弁書を読むということが中心でありますので、そう予想外のハプニングは起こりません。
やはり予算委員会で、一対一でやりあう。そういう中で様々な出来事が起こり、そして、国民の皆さんも民主党、自民党それぞれの考えていることが分かるわけであります。
予算委員会筆頭理事としては、なるべくきちんと時間を確保して、そしていい議論をしたいと思います。国民の皆さん、有権者の皆さんが、どちらがより政権党としてふさわしいか、そのことを判断していただく機会に是非したいなと思っています。
いずれにしても、もうかなり秒読みの感覚です。力を合わせて、日本の政治を変えていきたい。そのことを改めて申し上げて、今日は以上と致します。
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