地方回り――政権党を軽く見てはならない、気を引き締めて
先週の土曜日に埼玉、日曜日に岩手・青森と回りまして、これで大体私の総選挙に向けての地方回り、年内は一区切りをつける感じになります。あと鹿児島に行く予定が12月の末にあるだけです。
選挙も近いんじゃないかということで、かなり過密な日程を立て、そして選対の皆さんとご相談しながら、鳩山幹事長や菅代表代行が行っていない地域を中心に回らせていただきました。
私にとりましてもかなりハードなスケジュールで、風邪を引いたり、疲労蓄積したり、こういうことですが、一応、副代表あるいは元代表としての責任が果たせたかなと思っています。
各選挙区を回っていますと、何度も回っているところが多いわけで、候補者が、特に新人の候補者が成長している、その姿を見るのはとても嬉しいことです。
そして、現時点で見れば、民主党がかなり地方でも勝利すると、こういう結果が調査では出ています。
ただ、私が各地区で言ってきたことは、解散・総選挙というのは、決めるのは総理だと。そして、追い込まれて解散はない。逆に言うと、民主党がやって欲しくないときに解散・総選挙は突然行なわれると。それでも勝てるように、しっかりと準備をしてもらいたい、ということを申し上げて参りました。
そして、力を抜くなと。選挙が延びたといって、ここで力を抜けば、本当なら追いつけたものも、追いつき追い越すことができなくなってしまう。むしろ、自民党のほうは一生懸命やっていますから、距離がそこで離れてしまう。絶対にここで安心せずに、引き続き選挙があってもいいように、努力してもらいたいということを言い続けて参りました。
これは、支持者の皆さんにそう申し上げるとともに、候補者に対しても、しっかりと気を張ってやってもらいたいという思いで、繰り返し各会場で強調してきたわけです。
ただ残念ながら、昨日今日の話ではないのですけれども、ここ1カ月ほど回っていまして、解散・総選挙がいつになるか分からないというなかで、少し気の緩みが見られる、そういう候補者がいることも事実です。是非ここは、気を緩めないでしっかりやってもらいたいと思います。
調査結果でいま、民主党にとって有利な結果が出ているとしても、実際に選挙で民主党が過半数を制するということは、よほどの努力と、よほどの幸運がなければできないことで、政権を持っている自民党や公明党のその力を軽く見ては絶対にいけないと思います。
候補者の皆さん、しっかりと気を引き締めて頑張っていただきたい。支持者の皆さんにも、政権交代に向けて、さらなるサポートを是非お願いしたいと思います。
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