しっかりと説明責任を果たし、右往左往することなく
今日の衆議院本会議で、第2次補正予算の裏付けとなる法案が再可決されて成立しました。昨日参議院で否決をされたのを受けて、衆議院で再議決されたものです。
この法案の最大の中身は、例の2兆円の給付金です。私はこの給付金騒動を見るにつけ、いまだに7割の国民の皆さんが「どうせ2兆円使うのであれば、もっと有効なことに使うべきだ」と考え、疑念を呈しておられるわけで、それだけ税金の使い道に対して厳しい目を向けている。
もちろん、誰もが給付金をもらえば嬉しい、それは間違いありませんが、しかし、そういったことを超えて、より大きな視野から、もっと有効なことに使うべきだという国民が一方でいて、いや2兆円バラまけば国民が喜ぶだろう、そして、陰の声としては選挙にも有利じゃないかということで突き進んでいく現在の麻生政権があると。こういうことであります。
まさしく賢明な国民と、そして、愚かと言っては言い過ぎかもしれませんが、愚行を繰り返す麻生政権との対比が非常に明らかになった今日の採決だったと思います。
さて、我が党の小沢代表の第一秘書が逮捕され、皆様に様々なご心配をおかけしていますことを、副代表としても大変申し訳なく思っています。
ただ、今日テレビも入った記者会見の場で、代表は自らの潔白を明言されました。私たちとしては、その明確に説明をされた代表の発言を前提に、しっかりと協力していくことが大事だと思っています。いま大事なことは、右往左往しないことだと思います。
いろんな意見があると思います。党の中では様々な議論も必要でしょう。しかし、今回のこういう試練を、外に対してはお互いしっかりとまとまりながら乗り越えていく。そのことが、民主党に対するさらなる信頼感の高まりにつながっていくだろうと思っています。
しっかりと一方で説明責任を果たしながら、しかし右往左往することなく前を向いて進んでいきたい。そう思っています。
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