海外渡航を中止―急激な豚インフルエンザの広がりの中で
豚インフルエンザが非常に拡大の兆しを見せています。
まだ、日本においては患者は確認されていませんし、症状そのものも、懸念されていた鳥インフルエンザと比べると、そう厳しいものではないと言われています。もちろん、メキシコでは多くの人が亡くなっていますから、楽観はできません。
問題はその広がり方の急激さです。このまま行くと1週間、2週間後に一体どうなっているのかという思いがしてなりません。
そういう中で、私も、実は来週から1週間ロンドンとワシントンを訪れるということで、様々な調整をし、アポイントも取り付けてきたわけですが、我々は国民の皆さんに渡航自粛をなどいろいろと求める立場にあります。
そういうことを考えますと、総理が政府専用機を使って行かれるのはともかくとして、私のような立場の国会議員がこういう時期に海外に行くということは、やはり、出来れば控えたほうがいいのではないかと考え、今回は取り止めようと先ほど決断したところです。
1週間、大変楽しみにしていた地球温暖化や、あるいは核軍縮・不拡散問題についての議論、そして、現時点におけるオバマ政権をめぐる様々な意見、そういったことを期待していたわけですが、こういった事態ですので、残念ながら中止をさせていただくことになりました。
空いた1週間をどのように過ごすべきかと、いま考えているところです。
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