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2009.09.27|TALK-ABOUT [ブログ]

国連総会-気候変動に関する総理演説などで大きな成功


昨日、米ニューヨークから帰ってきました。この間の国連における様々な活動は、日本でも報じられているように、私は大きな成功を収めることができたと思います。鳩山総理の外交舞台でのデビューは、かなりいいスタートが切れたと思っています。

鳩山総理は国連でいくつかの演説をされました。総理の演説の中で、特に気候変動・地球温暖化に関するスピーチに関しては、会場から大きな拍手が沸き起こり、非常に鮮烈なる印象を残したと思います。


(温室効果ガスを1990年比で)2020年25%削減、これは私が地球温暖化対策本部長をやっていた折につくりあげたもので、民主党のマニフェストにも書かれた数字ですが、改めて総理がこの数字を国連の場で言われたことによって、非常に大きな影響力を及ぼすことができたと思います。

潘基文(バン・ギムン)国連事務総長やサルコジ仏大統領がわざわざ演説の中で取り上げて、このことを評価したわけです。

我々の基本的な考え方として、この数字を出すことでアメリカを勇気づけ、中国はじめ途上国を枠組みの中に巻き込んでいく。そのための数字だと考えていますが、地球温暖化については、12月に(コペンハーゲンで)COP15が開かれ、そしてそこで、2020年に向かってどうするかという話が行われるわけですが、非常に大きなプラスの影響を及ぼしたと言えると思います。

いずれにしても、国連における演説は、いずれも鳩山さんは英語で行われましたが、中身も、そして落ち着いた態度も、非常に大きな印象を与えることができたと思います。

我々としても、本当にいいスタートが切れたと喜んでいるところです。

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