下宿のおばさん(2)-最後の別れ、昔話に花を咲かせ
このブログでも3月にご紹介したと思いますが、私が大学生時代、つまり18、19歳といった時代ですから、いまからほぼ40年前に下宿していた、山本さんという下宿屋のおばさんの話をしたと思います。病院にお見舞いに行ったというお話をさせていただきました。
あれから1年近く経つわけですが、たまたま日曜日にもう一度お見舞いに行こうという話を友人としていたところ、施設の側から、かなり状況が悪くなってきたので、出来ればお見舞いの日を改めてもらいたい、早めてもらいたいという連絡をいただきましたので、前日である土曜日の夜に慌ててタクシーでお見舞いに行きました。
お見受けしたところ非常にお元気そうで、もちろん、寝たきりではありましたが、40年前の話に花が咲き、一緒に写真も撮って帰りました。40年前ということではありますが、お互い当時のことを思い出して、非常にいい話が出来たと思います。
私が訪れたのは夜の9時頃だったと思いますが、残念ながら、その5時間後にお亡くなりになってしまいました。私が間に合ったことは、非常に幸いだったと思います。
いずれにしても、大学に入って最初の2年間、朝と夜のまかない付きの下宿でしたが、非常にお世話になり、充実した学生生活を送らせていただきました。
山本さんのご冥福を、心からお祈りしたいと思います。
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