ハイチ訪問(2)― 厳しい状況の中、非常に頑張っている日本人
前回に続いて、今日もハイチの話をします。
ハイチには自衛隊の皆さんが350人行っています。私も現地を訪れましたが、大変厳しい状況の中で、しっかりと活動していました。当初はシャワーもなく、そして食べ物は、いまでも日本から持ち込んだ携帯食や非常食で、現地で調達することはまだできない状態です。
そういう厳しい状況の中で、自衛隊の皆さんが非常に頑張っているのが印象的でした。
そして、日本のNGOの皆さんにもお会いしました。日本の若者が、寝る場所もないような状況で、いろんな物資を配ったりして頑張っていることは非常に印象的でした。
そして最後に、大使をはじめ、大使館の職員も、この厳しい状況の中で頑張っています。
地震が起きたときには、大使館も被災しましたし、大使館員の住宅も住めないので、車の中で寝泊まりをするという状態でした。そのような中、通信手段が十分ではありませんでしたので、日本人の安否を足を運んで確認するということを行いました。
そして、もともとのハイチの大使館勤務の皆さんだけではなくて、順番にフランス語圏から人が応援に入って大使館を切り盛りし、運営しています。
第一線で日本の外交官が非常に頑張っていることを、申し上げておきたいと思います。
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