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2010.07.15|TALK-ABOUT [ブログ]

外務省記念日―偉大な先輩大臣を見習い、日本外交を展開

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昨日7月14日は、私の誕生日でもありましたが、外務省記念日ということで、様々な式典がありました。

正確に申し上げると、外務省の記念日は7月8日です。今年は、参議院選挙などもあって7月14日にしたようですが、本来は、明治2年7月8日、いまから141年前に外務省は創設されました。

以来、この141年間、歴代の外務大臣がそれぞれ国益を背負って、日本外交を展開してきました。

昨日は、その一連の式典の中で、まず、外務省の正面玄関を入ったエレベーターホールにある「顕彰の碑」の前で、いままでお亡くなりになった皆さんに対して黙祷を捧げました。6a012875742179970c0133f24ddd9e97_2
その上で、勤続25年、35年の皆さんの表彰、そして、世界各地で頑張っていただいている、個人や団体の皆さんの表彰といった一連の行事がありました。

私も外務大臣としてすでに10カ月、この間どれだけのことが成し得ただろうかということを、改めて振り返った一日でした。

よく申し上げておりますが、「岡田克也という外務大臣がいた」ということではなくて、「岡田外務大臣がこういう仕事をした」と言われるだけの、しっかりとした仕事や実績を残さなければいけないという思いで、いつも頑張ってやっているところです。

私の大臣室の中に陸奥宗光元外務大臣の像があります。まさしく日本の進路が問われたときに、外務大臣として難しいなかでしっかりと日本を導いた先輩の外務大臣――ほかにも立派な方はたくさんおられますが――そういった先輩を少しでも見習って、しっかりとした日本外交を展開していきたいと思います。

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