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2010.08.04|TALK-ABOUT [ブログ]

初盆参り―私を支え、政治家として育ててくれた皆さんを参る


週末を利用して、1日でしたが地元に帰って、初盆参りをしてきました。

私の地元は、8月初めの一日盆もありますが、基本的には、8月半ばのお盆です。ただ、私の日程を見ますと、その時期に地元に帰るのは難しいので、今回1日を割いて、いままで大変お世話になった地域の代表者の方々など、25名ほどのご自宅をお訪ねして、仏壇に手を合わせてきました。


大体の方は地域の代表者格の方ですが、22年前に私が地元に戻って支持者を増やす活動を始めたときに、一緒に私とともに何十軒、何百軒と一軒一軒歩いていただき、その地域の組織固めをすることに大変ご尽力をいただいた皆さんです。

あれから20年経って、当時60代だった方々も80代になり、そして、次々にお亡くなりになっているのが現実です。

一軒一軒お訪ねすると、久しぶりにお訪ねした家も多いのですが、多くの家はこの20年間に10回あるいは20回とお訪ねした家も多く、いろいろなことが思い出されてきます。

そういう中で、菰野町で私が大変お世話になった方の1人である服部さんが、当日お亡くなりになるというニュースが入ってきました。

実は、あと1カ月はもたないという話を直前に聞きましたので、地元に帰るなかで時間を作ってお見舞いに行けないかと思っていたのですが、突然お亡くなりになったということで、ご自宅をお訪ねしてご遺体と面会してきました。

この服部さんは建設関係の資材を作っておられましたが、仕事の上では、私を応援しても何にも良いことはなかったのではないかと思います。

私を支持してくれるその地域には建設関係の方はほとんどいない中で、商売に差し支える可能性があるにもかかわらず、いったん決めたら最後まで応援すると、野党時代の私を支えていただきました。

できれば生きておられる間に最期の言葉を交わしたかったのですが、その安らかなお顔を拝見していると、20年間のいろいろな思い出がよみがえってきます。政治家は、そういった地域の1人ひとりの方によって支えられて、かつ、育てられて成長していきます。

今日の私もそういう中であると、改めて感じました。

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