ミャンマー選挙とスー・チーさん解放-民主化へ、粘り強く
ミャンマーで総選挙が行われ、その後、(自宅軟禁中だった)アウン・サン・スー・チーさんが解放され、自由の身になりました。
ミャンマーの問題には、私は外務大臣時代から非常に関心を持って取り組んできました。
この選挙は、誰にでも開かれたという観点から見ると不完全なものであり、いままで権力を持っていた軍部が引き続き権力を維持するということで、様々な問題があることは否めないと思います。
しかし、だからといって全否定するのではなく、極めて不十分でありながらも、選挙が行われたことは事実であって、一部に軍人以外の当選者が出たわけで、次回の選挙では、より開かれた公正な選挙が出来るように、それまでに、日本政府としても強く働きかけていく必要があると思います。アウン・サン・スー・チーさんも、解放されて、本当に晴れやかな顔でテレビに映っていましたが、そのことを心から喜びたいと思います。
そして、ミャンマーの民主化について、現実的に、しかし、大きな理想を失わずに、着実に前に進めていただきたい。スー・チーさんの役割も、極めて大きいと考えています。
この選挙が終わり、スー・チーさんが解放されたから、直ちに大幅な経済協力をするということにはならないだろうと思いますが、同時に、単に突き放すだけではなくて、しっかり関与をしていくという、粘り強い対ミャンマー外交が求められていると思います。
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そして、ミャンマーの民主化について、現実的に、しかし、大きな理想を失わずに、着実に前に進めていただきたい。スー・チーさんの役割も、極めて大きいと考えています。
この選挙が終わり、スー・チーさんが解放されたから、直ちに大幅な経済協力をするということにはならないだろうと思いますが、同時に、単に突き放すだけではなくて、しっかり関与をしていくという、粘り強い対ミャンマー外交が求められていると思います。
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