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2010.11.18|TALK-ABOUT [ブログ]

補正予算衆院通過―参院審議や関連法案成立へしっかりと


補正予算はいま、参議院で審議が行われていますが、衆議院では火曜日(11月16日)に可決されました。その前の月曜日(11月15日)は深夜まで、野党が出した閣僚の不信任案に対する否決などを行いました。

月曜日の(翌日)明け方5時くらいまでかけてやるという選択肢もありましたが、そこは、最後は話し合いで、月曜日の夜11時くらいの審議で打ち切って、火曜日に採決をすることになりました。

この補正予算の審議、予算審議に関しては、衆議院の優越が認められているので、力ずくである程度スピーディーにやっていくという方法もありました。しかし、そうすると、そのあとの国会における審議がスムーズに進まなくなるので、我慢に我慢を重ね、野党の発言に耳を傾けながら進めてきました。

我々の国会での業界用語で、「荷崩れなしに参議院に送る」という言葉がありますが、つまり、きちんと粛々と採決が行われることです。他の野党は反対でしたが、社民党の賛成をいただいて衆議院で可決され、いま、参議院で議論しています。

この間、中井洽(ひろし)予算委員長、中川正春予算委員会筆頭理事――たまたま2人とも私と同じ三重県の出身ですが――や、その他の関係者の皆さんの大変なご努力と忍耐の中で、今回のことが成し遂げられました。

かなり途中でいろいろあり、大変ではありましたが、衆議院で補正予算が可決されホッとしているところです。社民党の皆さんには、最終的に賛成していただいたことを大変ありがたいことだと思っています。

これから、参議院で補正予算を審議し、関連法案を衆参で審議します。1つでも成立させなければなりませんので、まだまだ気の抜けない国会です。閣僚の問責決議案なども言われていますし、様々な問題も抱えています。

この国会をいかなる形で乗り切っていくかということが、より大きな困難が待ち受ける通常国会の審議のあり方にも影響を及ぼすので、気を緩めずにしっかりとやっていきたいと思います。

とにかく、国民生活に極めて大きな影響が出る補正予算を、少なくとも衆議院では可決して一定の見通しを得たことは、本当に良かったと思っています。

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