中央大学で講演―若い世代にもっとしっかりと働きかける
週末(2日)は、中央大学に行って、学生さん相手に「明日の安心」対話集会を開催しました。
前回、東京大学の「五月祭」にもお邪魔したわけですが、これは学園祭ということもあって、学生以外の方が大半を占め、もちろん若い人もたくさんいらっしゃいましたが、あまり従来の対話集会とは変わらない感じでした。
今回は、ほとんどが学生さんで、もちろん外にも呼び掛けていただいたのですが、150人くらいの教室にぎっしり、立ち見も出るくらい、たくさんの学生さんに来ていただきました。
中央大学は郊外にあり、しかも土曜日ということで、わざわざこの対話集会のために足を運んでいただいた方々で、そういう意味で、非常にありがたいことだと思いました。
質疑は、自分の意見を長々とお話しする方が、どうしても対話集会になると何人か出てこられるわけですが、今までの対話集会とは違って、ルールを事前に説明し、1~2分で端的にいろんなご質問をいただきました。私も、なるべく多くの方にということで、答弁が長くならないようにお答えするという形で、非常にテンポ良く進んだと思います。
やはり学生の皆さんですから、子ども・子育ての質問が特に女性から結構多く出ました。あるいは、年金の話や将来の社会保障制度についての心配・持続可能性、そういったことについてのご意見・ご質問が多かったなと思います。
いずれにしても、1人だけ年輩の学生の方のご質問がありましたが、あとは、それこそ10代~20代の若い人たちの意見で、非常にテンポよく、そして気持ちよくお話をさせていただくことができました。
我々は、若い世代のためにも社会保障・税一体改革をやっているつもりです。しかし、いろいろな調査結果を見ると、若い世代は、必ずしもこの一体改革や消費税の引き上げに賛成しない、その声が平均よりも多い、そういう調査結果もありますので、若い世代に対して、もっとしっかりと働きかけをしていかなければいけないと、改めて感じた次第です。
中央大学の学生の皆さん、参加していただいた方々、本当にありがとうございました。
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