3党合意を党議決定―法案成立はまだ遠いが7合目まで来た
今朝(20日)10時から、政府・民主三役会議を開きました。
これは、政府側からは野田総理、私、藤村官房長官、党側からは輿石幹事長、樽床幹事長代行、前原政調会長、城島国対委員長、この7名で、最終的な今回の社会保障・税一体改革、民自公3党で実務者が合意したものについて、これを党の決定とするということを確認しました。これで、党としては決まったということです。
もちろん、これから両院議員懇談会などで、多くの議員の皆さんの話も聞かなければなりませんが、党としての意思決定は終わったということです。
この間、政調を中心に、党の中で激しい議論、それを前原政調会長、細川社会保障・税一体改革調査会長、藤井税調会長など、皆さんが粘り強く説得していただいて、特に罵声乱れ飛ぶような会議でしたが、最終的に党として決定ができたということは、関係者の皆さんの努力の結果だと、心から感謝申し上げたいと思います。
私も担当大臣として、100時間を超える国会の委員会審議に出席してきました。総理にもかなり出ていただきましたが、普段は、私、安住財務大臣、小宮山厚労大臣、川端総務大臣の4大臣が、審議に必ず出席をするということで、様々な与野党の委員の皆さんの質問に答弁してきました。
なかなか100時間というのは大変なことで、大臣の席というのは、椅子は非常にお金がかかった高い立派なものですが、腰に非常に悪いという定評があります。
私は、予算委員会の筆頭理事の時に、「この椅子ももう少し安くていいから、腰を痛めないものに代えるべきだ」という提案をしたことがありますが、その後、予算委員会の筆頭理事を代わって、状況は変わっていないということです。
確か、川端大臣が、無印良品で低反発クッションというのを買ってきまして、これが非常に腰にいいということで、あっという間に、4大臣全員が同じ色違いのクッションを腰に当てて審議をするということになりました。
もちろん、これからこの社会保障・税一体改革特別委員会で、3党で合意した案を、各党にご審議いただかなくてはなりません。そして、衆議院本会議採決を経て、参議院に送られます。参議院でもかなりの長い審議が予想されます。
そういう意味では、まだまだ法案成立までの道は遠いですが、今回の3党合意、そして、党としての意思決定によって、7合目近くまでは来たのかなと思っています。
是非、この社会保障・税一体改革について、しっかりと成立をさせて、社会保障制度を持続可能なものにする。そのことを成し遂げていきたいと思っています。
私は行革も担当していますので、並行して行革の問題、さらに拍車をかけて頑張っていきたいと思います。
※ブログの動画版はこちら
コメントを返す