日銀・政府共同声明―物価2%目標達成へ実質経済成長の戦略を
日銀と政府の共同声明が出されました。2%の物価目標の設定、そして、それまでの間、無期限に金融緩和を進めていくというものです。
2%という数字は入ったものの、いつまでにということが盛り込まれず、日銀法の改正についても見送られたということで、常識的なものに落ち着いたと思います。
すべて日銀に責任を負わせるような一時の安倍さんの物言いから見て、日銀と政府が責任を共有し、本来の成長戦略、つまり、日銀の責任で行う金融政策だけではなくて、同時に政府が成長戦略をしっかりやっていくということも併せて強調されたということは、私は適切なものだと考えています。
2%という数字は入ったものの、いつまでにということが盛り込まれず、日銀法の改正についても見送られたということで、常識的なものに落ち着いたと思います。
すべて日銀に責任を負わせるような一時の安倍さんの物言いから見て、日銀と政府が責任を共有し、本来の成長戦略、つまり、日銀の責任で行う金融政策だけではなくて、同時に政府が成長戦略をしっかりやっていくということも併せて強調されたということは、私は適切なものだと考えています。
当面は、公共事業を大幅に増やすと。私はそのことについては、賛成できないと考えていますが、そのことによって、つなげながら、重要なことはきちんとした成長戦略が達成されるということです。
成長戦略についても、これからさらに議論されていくと期待したいと思いますが、メニュー的には、野田政権のもとで決められたものとあまり違ったものにはならないだろうと。そして、それをいかにやっていくかという政府の決意が求められると思います。
成長戦略の1つの柱が規制改革で、私が担当になってから、事務局を入れ替えたり、規制改革の責任者を行政刷新会議のメンバーにしたりして改革を進め、まずは自然エネルギーについて大幅な規制改革をし、成長に資する改革や農業などの改革について議論を始めたところでした。
そういった路線はそのまま引き継がれていくと思いますが、いろいろな抵抗が予想されるなかで、これは断固としてやり抜いてもらいたいと思います。
2%の物価目標を達成するためには、一時しのぎではなくて、きちんと実質経済が成長していく。そういう成長戦略が必ずなされなければ絵に描いた餅になってしまうと思います。
※ブログの動画版はこちら
成長戦略についても、これからさらに議論されていくと期待したいと思いますが、メニュー的には、野田政権のもとで決められたものとあまり違ったものにはならないだろうと。そして、それをいかにやっていくかという政府の決意が求められると思います。
成長戦略の1つの柱が規制改革で、私が担当になってから、事務局を入れ替えたり、規制改革の責任者を行政刷新会議のメンバーにしたりして改革を進め、まずは自然エネルギーについて大幅な規制改革をし、成長に資する改革や農業などの改革について議論を始めたところでした。
そういった路線はそのまま引き継がれていくと思いますが、いろいろな抵抗が予想されるなかで、これは断固としてやり抜いてもらいたいと思います。
2%の物価目標を達成するためには、一時しのぎではなくて、きちんと実質経済が成長していく。そういう成長戦略が必ずなされなければ絵に描いた餅になってしまうと思います。
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