藤井裕久先生―政治家として見習うべきところの多い大先輩
民主党の前議員、藤井裕久先生の叙勲のお祝いの会が、藤井先生の地元の相模原市で行われました。嵐の日(16日)でしたが、私も出席させていただきました。
野田佳彦前総理や自民党の税制調査会長である野田毅先生にもご出席いただき、藤井先生のいままでの広く深い交友関係を表して、各界の皆様、そして地元の方々も含めて、約3時間、非常に良い会が催されました。
藤井先生は、私にとりましてもいろいろな意味でご指導をいただいてきた方で、極めて緻密な頭脳で、ズバッとおっしゃる、私も政治家として是非見習いたいと思っている方です。大変尊敬している先輩です。
いままでいろいろなことがありましたが、藤井先生との関係で思い出すのは、私が外務大臣を務めていた折に、枝野幹事長が参議院選挙の敗北の責任を取って交代するとなったとき、後任の幹事長を私にどうかという話がありました。
私としては、外務大臣を引き続きやりたいという気持ちが強かったのですが、藤井先生から、「国のため、党のために是非引き受けてくれ」と言われ、私としては天命だと受け止めて、幹事長をお引き受けしたことを思い出します。
要所、要所でご意見をいただき、説得力あるそのご意見を私としてもしっかりと受け止めさせていただいて、今日までやってきました。
もうすでに現職からは退かれましたが、大変元気でご健在です。これからも、テレビなどを通じて、あるいはいろいろな場で、民主党の将来に対してご指導・ご発言をいただきたいと思っています。
それにしても、藤井先生は私より約20歳上ですが、20年後もああやってかくしゃくとして世の中にいろいろなことを発信していく、本当にそれだけの蓄積があるからこそできることですが、見習うべきところの多い大先輩だと思っています。
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