予算委員会―「密約」答弁で安倍総理が反省の弁、政府見解を約束
今日(31日)は、予算委員会で60分間、審議することができました。
まず、私が外務大臣時代に担当した「密約」の解明についてです。
90年代になってアメリカの政策が変わり、核を積んだ艦船が日本に寄港する可能性がなくなったあとも、歴代総理や外務大臣が事実に反する答弁をし続けたことについて、安倍総理は率直に反省の弁を述べられました。そして、自民党政権として、これについての見解をまとめるということを約束されました。
この「密約」の問題は、私が外務大臣時に解明したものではありますが、その「密約」を結ぶに至ったいろいろな経緯もあり、そのときの時代状況もあるため、一方的に批判することはしません。
しかし、事実として、核兵器を搭載した艦船が日本の港に入ってきていた可能性が極めて高いにもかかわらず、それをずっと認めてこなかったことは、国会と国民に対して非常に問題だという意識。同時に、その可能性がなくなったときに、早急にきちんとした見解を出し得なかったことが問題だと申し上げてきました。
是非、そういう線に沿った政府見解をまとめられることを期待したいと思います。
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