海江田代表続投―代表の最終決断に従い、これ以上は蒸し返さない
今日は、午後1時から4時30分頃まで、マスコミを入れない形で民主党両院議員懇談会を開催しました。
そもそも今日は、参議院選挙のときに海江田代表が「1年で成果を出す」と言われ、その内容について説明するという場でしたので、海江田代表や大畠幹事長から説明がありました。
ただ、議論の大半は、代表選挙を前倒しして、この夏にやるべきかどうかについての議論でした。私の見るところ、半々ぐらいで意見は分かれました。
代表選挙をいまやるべきだと、私も常任幹事会で申し上げたわけです。現在の危機感、民主党が国民から十分支持されていない状況を打破していくために、海江田代表にも入ってもらっていい代表選挙をやり、そして結束していこうという趣旨で、多くの方々が発言されました。
しかし、時間もかなり経って、私は最後に発言を求めました。それは、私自身は代表選挙の前倒し論者で、常任幹事会ですでに発言をしたわけですが、これだけ議論しても賛否両論があり、代表選挙を1年前倒しするというのは、いまの規約上はできませんので、海江田代表がやろうと決断しない限りできない話です。
そのことを私は改めて申し上げて、今日のこの3時間半に渡る様々な議論やいい提言を深く受け止めたうえで、海江田代表が最終的に前倒しするかどうか決断してもらいたい。その決断にはすべての民主党議員が従い、決断が下ったあとにも異論を述べるようなことはお互いやめよう、と申し上げたところです。
海江田代表は、「自分は前倒ししない、引き続き代表をやる」ということを言われましたので、お互いいろいろな意見はあっても、3時間半議論を聞かれたうえで、代表がその結論を変えられないということであれば、それは皆でしっかり受け止めていこうと、もう代表選挙前倒しの議論は今日で終わり、これ以上蒸し返さないということを、私から申し上げました。
代表選挙の必要性について、執行部の前で圧力を感じながら発言をされた皆さんには本当に申し訳ないと思いますが、最終的にはこれはどこかで結論を出さなくてはいけない話で、いつまでも引きずる話ではないという思いの中で、批判をいただくことを覚悟のうえで申し上げたところです。
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