佐賀の有田焼視察、長崎の被爆地訪問、福岡の日韓フォーラム
先週は、水曜日(6日)に、大串博志衆院議員の地元の佐賀県有田に行って、有田焼の視察をさせていただきました。
私は焼き物にはそれなりに関心がありますが、美しい有田焼の現場を拝見させていただき、歴史に触れることができたのは幸いだったと思います。
人口が減っていくなかで、マーケットが縮小して厳しいという面もあるかと思いますが、素晴らしい日本の焼き物が世界にもっと出て行ってもらいたいと、改めて感じた次第です。
私は民主党の「やきもの振興議員連盟」の会長をしていますので、その関係もあって、今回、有田に行ってきました。
木曜日(7日)には、民主党非核議連、「核兵器のない世界を目指す議員連盟」の会長として、仲間の議員の皆さんと一緒に長崎を訪れ、被爆者の皆さんのお話を聞いたり、改めていろいろな被爆の現実に触れる機会がありました。長崎市長にもお目にかかって、いい意見交換をさせていただいたところです。
そして、金曜日(8日)・土曜日(9日)と、福岡で開催された「日韓フォーラム」に参加しました。結局は、台風の影響もあって1日だけということになりましたが、日韓の政治家、経済人、学識経験者など、いろいろな立場の皆さん約60人が集まって、率直な意見交換をさせていただきました。
もう20年近くこの日韓フォーラムに参加していますが、今回は本音ベースでのいい議論がなされたなと思いました。ただ、やはり依然として溝は深く、従軍慰安婦の問題をはじめ、歴史認識について日韓間で、あるいは、日本、韓国それぞれでも様々な議論がありました。また取り上げたいと思いますが、簡単には解決できない問題だということを改めて感じた次第です。
韓国側の主張も理解はできますが、日本政府がいままでこの問題で努力を重ねてきたことについても一定の認識に立ったうえで、是非議論していただきたいなと感じました。
経済の問題などでは、日韓はWin―Winの関係にあるということで、非常にいい意見交換ができていただけに、この溝の深さは何とかしなければいけないと、改めて感じた次第です。
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