新著発売―『外交をひらく~核軍縮・密約問題の現場で』
衆議院の解散・総選挙という非常にバタバタの中ですが、11月27日に『外交をひらく』という私の本が出版されることになりました。
これは、私の外務大臣時代の1年間の経験を書いたもので、主として日米核密約の解明と、核軍縮・不拡散をめぐる各国との交渉の状況について、かなり踏み込んで書いています。
そもそもは、民主党の与党時代に、私が幹事長を辞めて、野田政権の副総理として閣内に入るまでの間、3カ月間のやや時間のあるときがありました。そのときに第1次原稿を書いたものです。
しかしその後、副総理になって大変忙しくなり、出版が延び延びになりました。野党になって、参議院選挙や自分自身の政治活動の合間に、もう一度徹底的に見直して、そして今回の出版に至ったということです。
選挙の時期と重なったのは非常に残念ですが、私の外務大臣1年間の経験を踏まえて、外交というものが国民の皆さんに少しでも身近なものに感じてもらえるように、分かりやすく、しかしかなり踏み込んで書いたものです。
岩波書店から、税抜1,900円という決して安い価格でありませんが、是非読んでいただきたいと、そのことをお願い申し上げておきたいと思います。
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