福島出張②─将来の日本を変えるようなNPOが育つことを期待
福島の件で、1つ私が感じたことを申し上げたいと思います。それはNPOの民さんと意見交換したときに感じたことなのですが、学生や、あるいは若い人たちが、NPO活動を通して、さまざまな貢献をしている姿です。
かつてPKO法を作ってカンボジアに自衛隊を出したときに、その前後に日本の若者がカンボジアに行って、さまざまな人道支援活動を行った。その中から、いま日本を代表するNGOが育っている。その中心メンバーの方々は、20数年前カンボジアで若者として活動を始めた人たちです。
今回、福島の皆さんは、全国から集まった若い人たちを中心に、さまざまな人たちが活動をしています。もちろん資金難であり、非常に厳しい状況の中で活動しているところが多いのですが、この活動を通じて、人も育っていくだろうということを実感しました。
あるいは福島県で学んでいる中学生、高校生、大学生の中にも、この未曾有の経験を身近でするなかで、将来日本を支えるような、あるいは日本を変えるような、そういう人材が育つのではないかということを改めて感じました。
大きな困難に直面し、それを乗り越えていくなかで人が育ち、そして、将来の日本を変えていくようなNPOや人が育っていくことを大いに期待したいものだと感じた次第です。
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