安保法制─山崎拓氏と対談、自民党の第一人者からも異論あり
今週号の「アエラ」(6/8発売)で自民党元幹事長・山崎拓さんと安全保障法制について対談をしました。インターネット新聞「ハフィントンポスト日本版」には全文が掲載されていますので、是非ご覧いただきたいと思います。
私が山崎さんと議論していて思ったのは、山崎さんと言えば、自民党の中で、この安全保障の議論をリードしてきたリーダーです。私もいろいろな法案で、山崎さんと与野党として話し合いをしたり、議論したりということが多かったのですが、その山崎さんが、今回の安倍総理の進める安全保障法制の全面見直しについて、非常に懸念をして、警鐘を鳴らしているということを、やはり国民の皆さんにも受け止めていただいたいと思います。
丁寧に議論して、1つずつ進めていくのが安全保障の議論。それをいきなり、しかも憲法解釈も変えて、一挙に自衛隊が地球のどこでも行って、アメリカ、米軍の後方支援ができるようにしてしまう。なぜその必要性があるのかということについての説明もない。安全保障環境が変わったというだけではとても説明できないだけの広範な活動を、自衛隊に認めているのです。
是非対談についてお読みいただきたいし、自民党の安保政策の第一人者から異論が出てきているということを是非考えていただきたいと思います。
●「ハフィントンポスト 日本版」
安保法制で「リスクは間違いなく高まる」 背景にある真の狙いとは? 山崎拓vs.岡田克也対談
→http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/03/national-security-yamazaki-okada_n_7502616.html?ref=topbar
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