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2015.09.15|TALK-ABOUT [ブログ]

台風18号災害─常総市の避難所を訪問、与野党超えて国も対応を

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台風18号の影響を受けた被災地、具体的には、茨城県常総市を13日(日)に訪れてきました。

常総市の市役所は、鬼怒川の堤防が決壊した当初は、水は来ていなかったのですが、次第に、水が北から南に移動するなかで、1階が水没してしまいました。

災害対策本部が置かれていた市役所が水没して、周りからアクセスできなくなるという大変困難な中で、市長や市役所の職員の皆さんが、懸命にがんばって、対応されていました。

私が行った時点で、15名の方が未だ行方不明。そして、市のかなりの部分が水没した状態。電気、ガス、水道が切れている状態。そういう中で、多くの方が体育館などに避難されていました。


私も2カ所の避難所を訪れ、多くの方と意見交換させていただきました。大変お疲れの方が多かったと思いますが、昼間は家が気になって、水が引くところでは、家の片づけなどに行っておられて、比較的高齢者の方々や、子どもさんが体育館に残っておられる。

水が引かないところは、体育館にいて、非常に心配しておられるという感じでした。

多くの方からは、電気、ガス、水道の復旧、水道についてはポンプが水に浸かっている状況なので、水が引かないとどうしようもない状況なのですが、そういう要望や、あるいは農機や田んぼが水に水没した、家具が泥に浸かった、そういうお話が出されました。150913_2
ただ、希望を感じたのは、ボランティアの皆さんがてきぱきと、届けられた物資あるいは食料を配布したり、中学生や高校生を含めて、非常にボランティア活動が、軌道に乗っているということを確認できたことは、大きな前進でした。

被災された皆さんに、改めて、心からお見舞いを申し上げますとともに、しっかりと力を合わせて、困難に立ち向かっていただきたいと思います。

異常な気候変動の影響でしょうか、あちらこちらで非常に激しい雨が降っていて、水害が起きています。

すべて堤防を補強することで対応することは、必ずしも容易ではありません。溢れ出そうな水を人のいない安全な、例えば農地などに流して、水が人家などに至ったりすることを防止するやり方ですとか、新しい方法の提案もなされています。

知恵を出しながら、こういった困難をしっかり乗り越えていく必要があると、改めて感じたところです。

市町村、県、国、そして、こういったことに与党も野党もありません。民主党もしっかりと、今回の被災された人々、そして地域に対して、手当てをしていきたいと思います。

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