安保国会─安倍政権の国民無視、民主主義を破壊する姿勢が鮮明に
国会は、いよいよ与党が、採決を前提とした締めくくり総括を行う提案をしまして、大変重要な場面になってきました。
国民の8割が説明不足、つまり1億人の国民が説明不足だと言っています。今国会で法案を成立させることに反対という人は6割、つまり7000万人です。
それだけの反対がありながら、強行採決するということでは、これは戦後の民主主義に大きな過ちを残すことになると思います。
昨日も学生団体「SEALDs」(シールズ)の奥田さんが、若者らしく、非常にいい言葉を残しました。最高裁の判事経験者も明確に違憲だと言われました。
本来、こういう中央公聴会、そして今日、新横浜で行われた地方公聴会の意見を踏まえて、更に審議をしたうえで、最終的な判断をする。そのための公聴会のはずです。
それが、本格的な審議はもうありません。採決前提の締めくくり総括質疑だけで、最終的な採決に至るということでは、何のための中央公聴会、地方公聴会だったのかということになります。
とにかく採決して、国民が何を言っても構わず、法案を成立させる。答弁がどれだけ乱れ、100回以上国会が止まっても、そういう状況でも、とにかく関係ないという、安倍政権の国民無視、そして、民主主義をある意味で破壊する、そういった姿勢がはっきりと見えてきました。
あらゆる手段を尽くして、それに対応する。その決意のもとで、しっかり頑張っていきたいと思います。
※ブログの動画版はこちら
コメントを返す