安保法案成立─平和主義、立憲主義、民主主義を取り戻す戦いが始まる
先ほど、我々野党の出した安倍内閣不信任決議案が、私も賛成討論をしましたが、残念ながら否決され、そして参議院本会議場において、安全保障関連法案が可決、成立しました。
我々の力足らずを反省し、責任を感じているところです。
ただ、この間、衆議院の議論、参議院の議論、200時間以上の議論を通じて、安全保障関連法案、あるいは憲法との関係などについて、議論をすればするほど疑念が深まる、そして問題点が明らかになる、政府がきちんと答えられない、こういったことが、委員会での議論を通じて、明らかになりました。
これは、民主党の衆参の安全保障特別委員会の委員はじめ、1人ひとりの議員、そして民主党だけではなくて、野党議員の努力の結果だと思っています。
本当の戦いはこれからです。安倍内閣が示した憲法の平和主義を否定する考え方、そして立憲主義や民主主義に対する我々とは全く異なる理解。これを改めさせていくということは厳しい、遠い道のりではあります。しかし、不可能ではありません。
次の選挙で、安倍政権を倒し、そしてもう一度、憲法の平和主義、立憲主義、民主主義を取り戻していくために、明日からすぐ、活動しなければいらないと思っています。
今回の一連の騒ぎの中で、国会議事堂の周りを多くの普通の人たちが取り囲んで抗議をしました。全国でも運動が広がりました。今までになかったことが起きたのです。
そういった方々としっかり協力をしながら、日本の民主主義を守るために、そして立憲主義、憲法の平和主義をしっかりと守り抜いていくために、これから戦い抜いていきたい。
安倍内閣を倒す、その目標を具体的に持って、しっかり頑張っていきたいと思います。これからもご支援よろしくお願いいたします。
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