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党改革と3党連携を進め、統一地方選、参院選は1つの塊で

今日は、民進党の衆参国会議員が集まった「両院議員総会」と、全国の地方自治体議員、各県連の代表者が集まった「全国幹事会・自治体議員団会議」を合同で開催し、約3時間にわたって、今までの議論の集大成を行いました。具体的には、第1に党の戦略・組織・運営に関する「基本的考え方」5項目について確認をしました。

その中で、特に、党改革を行うこととし、必要な党の規約や綱領の改正を党大会に向けて具体化する。そのための検討会を設け、共同座長は青年委員会委員長、女性議員ネットワーク代表幹事が務めることにする。加えて、地方組織や党本部のあり方や、所属議員の党内議論、党運営に臨む姿勢に関する行動規範を作る、地方組織や党本部のあり方を検討する。いずれも2月4日の党大会を目指して、検討するということになりました。そして、できる限り早期に新しい党として「生まれ変わる」ということも確認されました。かなり深い議論をしてきた結果としての確認事項となったと思います。

私が訴えてきたことは、今までこのブログをお読みいただいた方は、お分かりになられるかと思います。単に党名を変えたり、新党にすれば、国民の信頼が戻るわけではない。徹底した党改革を行い、そして、来たるべき統一地方選挙や参院選に向けて、3党の連携を深め、1つの塊で戦えるようにする。これは私が主張してきたことです。その過程で、民進党という党が発展的になくなるということは、当然想定されているわけです。
大体は、私が言ってきた方向でまとまったと考えています。

もう1つ議論したのは、統一会派についてです。立憲民主党や希望の党に統一会派を呼びかけるということです。呼びかけの文書の中には、一昨年の安保法制の違憲部分を削除するという表現が入りました。希望の党に合流する際に、安保法制が憲法違反ではないということを前提としたような表現が誓約書の中に入っていましたが、それはそうではないということを明確にしたうえで、立憲民主党と希望の党に統一会派を呼びかけるということにしました。

具体的な交渉は、通常国会が始まるまでと考えると、非常に難しいと思います。しかも、立憲民主党は、3党でやることについては極めて否定的。そういう中で、次善の策ということも念頭に置きながら、しっかり交渉していくということにしたいと思います。

具体的な交渉者としては、増子幹事長、平野国対委員長となりましたが、それをバックアップしていきたいと考えています。次の国会は、何らかの形で3党が連携して戦える、そういう状況を是非とも作り出したいものです。



コメント
  1. M.Y. より:

    私は,かねてから岡田克也さんのことを尊敬しております。しかし,今回の件に関しては,賛同いたしかねます。
    政権を倒すのに野党が力を合わせるべきであるという点については,いささかの疑義もありません。ただ,だからといって,党や会派を一つにしなければならないというのは,少々論理が飛躍しているように思えます。国会の内外で様々な形の共闘をすることで,世論を喚起し,政権を追い詰めていく,というのが現実的な考え方ではないでしょうか。
    新進党も民主党も,数の力に頼ろうとした挙句,分裂を招きました。
    民進党は,立憲民主党と希望の党のみならず,共産党や社民党,自由党とも協力して,安倍総理を退陣へと追い込んでほしい,と切に願っております。

  2. アマーティア より:

    民進党、立憲民主党、希望の党の3党の連携というのは、なかなか難しいのと、仮に実現したとしても国民の目線から見て期待が集まらないと思います。

    今、民進党に残っている方の中でもリベラル寄りの方々は立憲民主党に移る。中道、あるいは穏健な保守の方々は希望の党の一部の方々と合流して新党を作る。希望の党の結党メンバーとは明確に袂を分かつというのが分かりやすいと思います。

    そして岡田さん達が中心になった新党と立憲民主党が別の党のまま連携して政権交代を目指すのが良いと思います。

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