国会閉会─政府・与党の強行姿勢が目立ち、徒労感が残った国会
半年間の国会が終わりました。政府・与党の強硬な姿勢が目立った国会でした。
そして、徒労感もあります。森友・加計問題。「いつまでこの議論をしているのだ」という意見も時々いただきますが、1年間しっかり議論してきたからこそ、真実が明らかになってきました。
嘘の国会答弁、公文書の改ざん、隠蔽、破棄。そういったことが少しずつ明らかになってきた。そういう意味では、非常に意義深い国会だったと思います。
しかし、そもそも1年前に、正直に様々な資料が出ていて、国会答弁でも正直に説明していれば、こんなに長引くことはなかったのです。1年前に議論してきたことが、ほとんど嘘の答弁や、嘘の資料に基づく審議だったことを考えると、徒労感は否めません。
しかしそれは、追及する野党側ではなくて、嘘の資料を堂々と国会に提出してきた政府、そして安倍総理に責任があることは間違いありません。膨大なエネルギーを使って、1年間審議してくるなかで、本来であれば、もっと早く事実関係が明らかになっていたはず。安倍総理の不適切な対応で、こういう国会になってしまったことは極めて残念です。
しばらく国会は開かれないと思います。長い夏、参議院選挙や自分の地元の政治活動に力を注いでいきたいと思います。地元の有権者の皆さんの声に耳を傾け、秋以降の展開にしっかり備えたいと、充実した夏を送りたいと考えています。
コメント
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安倍総理のウソを始め閣僚・官僚のウソの答弁を追及すべきです。
但し、明確な証拠を突きつけないと相変わらずうその答弁で終わってしまいます。
民主主義の正念場です。 -
最も期待して動向を耳目を欹てて拝見していましたが、疲労感が漂うばかりでしたねぇ。
レベルの低い「アホノミクス」などに踊らされるようでは、些か心許ない・・・ -
貴兄のお言葉は事実でしょう。
が、国民(少なくとも貴兄を信じて支持している市民たち)は、TVや新聞などのメディア中心の報道以外ではほとんど「真実」の情報を得られないのも事実です。
そこで公選された「代議士(選良とも)」が代表して評議して戴いている訳ですから・・・・ -
森友・加計問題は大事です。でも、これからの日本の生き方を迷走させるわけには行きません。
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充分な審議がないまま数による強行決議、これは「民主主義」に価しません。策は、「世襲制を基盤とした選挙区制度を廃止する政策を有する政権」が誕生することです。その為には、現在の与党の批判ではなく、現在の野党自身が策を掲げて選挙民の支持を得ることです。
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ずっと岡田議員一筋で応援してます。早く安倍首相を辞めさせて下さい。
立憲民主党に合流するのは無理ですか?
がっくりしているのは、あなた方でなく国民の方です。 いつまでモリカケをやっているのかという、政府側サイドの印象操作に振り回され、唯一の武器である審議拒否を出したり入れたり、首尾一貫した戦略が野党になかったから、政府や野党に舐められて、手玉に取られたのです。極めつけは党首討論で自分がルールを破る長答弁をしながら、岡田さんルールを守らなきゃという発言です。 貴方自身が怒り心頭でなければおかしいのです。 貴方を含め野党の中途半端な態度に国民こそがっくりしています。