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大嘗祭─皇位継承のための重要な儀式

木曜日の夕方から金曜日の早朝にかけて、皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」に出席しました。今まで私が出席した「即位礼正殿の儀」や「饗宴の儀」は国事行為、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」は民間主催の行事でしたが、大嘗祭は皇室行事です。

儀式は前半と後半に分かれ、前半は14日午後6時半頃から約3時間、後半は翌15日0時半頃から同様に執り行われました。

陛下は、国や国民の安寧や五穀豊穣を祈る儀式に臨まれたわけですが、私たち(約500人)はほとんど何も見えないなかで、近くのテント張りの幄舎(あくしゃ)から見守りました。

内容的には、毎年行われる新嘗祭(にいなめさい)に近いとされていますが、天皇陛下の御即位に伴って行われる重要な儀式であり、参列できたことは、私にとって、とても貴重な経験になりました。令和の時代が日本国と日本国民にとって素晴らしい時代となるよう祈念させていただきました。

大嘗祭が宗教的色彩を持つため、政教分離の原則に反し、憲法違反ではないかとの指摘もありますが、皇位継承のための重要な儀式である点に着目すべきと考えています。ただし、皇室の私的行事として、新嘗祭と同様に内廷費で賄うこととし、その規模も身の丈に合ったものにすべきと秋篠宮さまが指摘されたことは重要で、今後国会においても、しっかり検討すべきことです。



コメント
  1. 林直哉 より:

    自然災害で日常生活が大変な人達がたくさんおられるのですから中止しても良かったっと思います。

  2. 橋詰悦荘 より:

    政教分離の問題は、精神的自由の確保という憲法の根幹に触れる問題です。内閣委員会できちんと議論し、次の代でどうするかの方向性は明示される必要があると思います。

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