誤解を招く記事に抗議する
読売新聞が「岡田氏『吸収合併』理解」と報じました。
私の「立憲民主党が熱烈に支持されて野党第一党になっている。それを(全部)ゼロベースにはできない」との発言を引用した上で、立憲民主党による『吸収合併』方式に理解を示したというものです。
私のゼロベース発言を吸収合併に結び付けることそのものに大きな論理の飛躍があります。
そればかりか、同じ昨日の記者懇談において、別の記者の質問に対し私は明確に「合流の中身や時期については、私はコメントしない。枝野さんと玉木さんでしっかり議論してもらいたい。」と述べているのです。
『吸収合併』ということばも一度も使っていません。
誤解を招く記事に対して、明確に抗議するとともに、私の今回の合流に関する考え方を理解していただくために昨日の記者懇談会の冒頭発言を以下に示しておきます。
「先般枝野代表が各党代表や岡田・野田を集めて、これまで一人ひとりが立憲にと言っていたことを変えて、一緒にやりたいと呼びかけをした。
特に国民民主党が明日連続して重要な会議が連続で行われると思いますが、ぜひ国民民主党もこぞって合流してもらいたいと思います。いろんな話が聞こえてきますが、いろんなことを乗り越えて、やはり国会も120名という数にしたからこそ、一定の成果が出てきた。
候補者の調整なども党が一つでないと難しい部分は残るので、社民党も含めてしっかりと一つの党になってほしいと思う。」
「国民民主党もこぞって合流していただけるように、私もささやかながらの努力を続けていきたいと思っている。」
コメント
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ご健闘を切に祈り、期待しています。
政治の劣化と言われついでに、野党劣化をかぶせられるのは余りに無念です。
老練で頑健な民主主義の砦が強大になることを希求します。
政府による桜を見る会の招待者名簿の取り扱いを見るにつけ、現政権に代わる野党の政権構想ができていないことが、余計に気になります。この機会に、次の政権でなすべきことを掲げて、期限付きでも統一した野党政権の構想を国民に提示していただかなければ、国民は本当に野党を見限ると思います。民主党政権の時に情報公開法改正がなされていたならば、今回の桜を見る会の追及は、もっと厳しいものになったと思います。対抗軸として、情報公開法と公文書管理法の改正も掲げていただき、年内には、野党の存在感を示してください。やはり、政権交代がない限り、透明な政治は実現しません。