村正―桑名に縁が深いことを知ってほしい
桑名市にある桑名宗社(春日神社)で宝刀村正の写し奉納プロジェクトが進行中です。今年の初めにクラウドファンディングで集めた1,800万円の支援金を使い、同神社の宝刀村正の写しを現代の最高の刀匠の技術で作成するものです。
村正は桑名で活躍した、室町・戦国時代を代表する刀工です。その作品(刀)は、斬れ味鋭い実戦刀としてあまりにも有名です。地元の人間としては、桑名に在住して数々の作品が作られたことがあまり知られていないことを残念に思っています。
桑名宗社の村正は、戦時中に先々代宮司によって別の場所に移し保管されたことで、空襲による焼失を免れました。その際、錆防止のために漆が塗られたのですが、昨年、その漆を取り修繕研磨が行われた結果、そのすばらしい姿が明らかになりました。私も展示を見て、その美しさに思わず吸い込まれそうになる、不思議な経験をしました。
昨日、その写しを作るスタートとしての「鍛錬打ち始め式」が行われました。私も参加させていただき、真っ赤に熱せられた鋼の塊を打たせていただきました。これから、この塊が美しい刀へと鍛え上げられていくことになります。どのような写しが完成するか今から楽しみです。
なかなか貴重な体験でしたね!
小生も桑名市博物館で 村正を観ました。
言葉に表せない神秘な美しさが、恐ろしさを感じたことを思い出します。
新党にも今度こそあたらしい政治のスタートが切れるよう 日本人としての 魂ある政党にしてください。期待してます。