維新・新代表に松野さん─協力して巨大与党に立ち向かっていく
維新の党の江田代表が辞任をされ、その後任として、松野さんが代表に就任されました。幹事長は柿沢さんです。
まず、江田さんに対して、非常に困難な時期にしっかりと頑張ってこられたことに心から敬意を表したいと思います。代表同士、意見交換をしたりする場面もありましたが、民主党同様、非常に重要な時期を迎えた維新の党を、今までまとめてこられたことに敬意を表したいと思います。
松野さんは、橋下さん、江田さんという二枚看板が辞任をされたあとでの新たな代表ですから、そのご苦労には大変なものがあると思います。
もちろん、民主党も大変な状況ですから、あまり他党のことを言う立場にはありませんが、お互い野党第一党、第二党として、しっかり自らの党を立て直し、そして野党第一党、第二党として、出来るだけ協力をしながら、巨大与党に立ち向かっていきたいと思います。
国会では去年の秋ぐらいから、維新の党と民主党の間でいろんな歩調合せが大分出来るようになってきました。そのことをさらにしっかり進めていきたいと思います。
政策面でもなるべく協力していきたい、もちろん違いは残りますが、なるべく共通の政策も工夫していきたいと思います。
そして執行部同士、もちろん以前から知った仲間ですが、さらにしっかりとした信頼関係を深めていきたいと考えています。
日本の政治は今、巨大与党の下で、いろいろな国会の議論もなおざりになり、国民の声も十分に聞かないまま、物事が決められようとしています。それだけに、我々野党第一党と第二党の責任は重いと考えています。
野党再編をいろいろ言う人もいます。まず民主党も維新の党も自らをしっかり立て直し、お互い信頼関係を作って協力していくことが大事だと思います。
その後のことは、これは少し先です。どういう形になっていくのかということは、現時点では軽々にコメントすべきでないと思っています。
昨年12月に維新の党も民主党も1000万近い皆さんに比例で党名を書いていただいたわけです。「再編、再編」と先走りすることには、私はやや違和感を感じていて、まずは信頼関係をしっかりお互いさらに深めていく、協力していく、活動の実績を残していく、そういったことが大事と考えています。
橋下さんも、私は直接お話したことはありませんが、大阪都構想を掲げて、今まで先頭に立ってやってこられました。住民投票の結果も本当にわずかの差です。ここまで持ってこられたその力量、情熱に対して、心から敬意を表したいと思います。
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