中日新聞――最低限取材ぐらいしてから記事にすべき
国会は今日も、我々は柳沢厚生労働大臣の辞任を求め、そして、私の所属する予算委員会においても出席しないという方針で、現在議員会館で待機しているところです。
さて、今日朝、中日新聞、三重県はじめ東海地方では圧倒的なシェアを持つ新聞ですが、その1面トップで政治家の資金管理団体の経常経費について報道されました。
記事の趣旨は、いま問題になっている資金管理団体の経常経費、これは領収証の添付が求められていませんので、中身が非常に不透明であるというものです。
そして、その経常経費の額の多い政治家の上位10名の名前が挙げられています。私はその第9位、7500万円ということで記載されています。金額自体は間違ったものではありません。事実です。
ただ、私がここで首をかしげるのは、一度もこのことについて、私の名前、10人の政治家の名前が書いてあるわけですが、何の取材も受けていないということです。
先般、読売新聞から問い合わせがあって、私は文書でお答えしましたが、私自身は経常経費7500万円の内訳について、ホームページできちんと万円単位で公開をしているわけです。
7500万円の中の約5000万円がスタッフの人件費です。そして、その他郵便代や事務所の借り料やそういったものの数字の内訳を、ホームページで私は公開をすることにしています。きちんと説明責任を果たしたいという思いからです。
かつ、公認会計士のチェックも受けている、そういうことを読売新聞には問い合わせがありましたらお答えをして、そして読売新聞の記事の中では、私のケースについてはそういうことであるということが報道されたわけであります。
そういう、すでに報道された記事があるにもかかわらず、中日新聞が私に何ら取材もすることなく単に名前を載せた。そしてその趣旨は、経常経費とは領収証の要らない中身の分からないグレーなものであるというもので、非常に誤解を招きやすい記事であって、最低限取材ぐらいして記事にすべきだと、私は思います。
皆さんが読まれている新聞の中にも、そういった取材すらしない記事があるということを分かってもらいたいと思います。
なお、私のホームページにアクセスしていただくと、経常経費の内訳を載せてありますので、ご関心のある方は見ていただきたいと思います。
*岡田かつやホームページはこちら
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